補足説明ファイル
WinINSTALL 8.70.0400
MSI Packager Professional

本出版物に記載されている情報は、予告なしに変更されることがあります。Attachmate Corporation は、本マニュアルに関して商品性および特定目的への適合性の黙示の保証も含め、いかなる保証も行いません。Attachmate Corporation は、ここに記載されている内容の誤り、または本マニュアルの提供、動作、使用に関連する偶発損害または派生損害に対して、責任を負わないものとします。

(c) Copyright 2006 by Attachmate Corporation.All Rights Reserved.
Migration Engine (c) Copyright 1998-2006 by Tranxition Corporation.All Rights Reserved.

 


このファイルには、最新の基本的な起動情報、主な新機能の簡単な説明、および既知の問題に関する最新の情報が含まれています。


 

目次

起動のヒント

インストール要件

コンソールの最初の起動

コンフリクト判定

評価版から製品版ライセンスへのアップグレード

サポートフォーラム

新機能および拡張機能

PXE ベースのクライアントリセット

コンソールからのコンピュータの Ping

スケジュール設定したジョブの一時停止機能

WinINSTALL Software Distribution Suite (SDS)

MSI パッケージ作成機能の向上

ウェイクオンラン (自動起動)

ワークグループ環境への対応の向上

エージェント配置機能と監視機能の強化

構成可能なシェアディレクトリの選択

複数のパッチのダウンロード機能

ライセンス管理の改善

CD ウィザードの改善

ユーザアカウントに対するジョブスケジュール

グローバルジョブと既定値

クライアントリセット機能の改善

ユーザ設定情報管理エンジンの新しいリリース

SQL Server 2005 への対応

制限事項および既知の問題

セットアップ

MSDE DBMS セットアップ

MSDE DBMS の削除

評価版の制限

評価版からのアップグレード

WinINSTALL データベースの初期化

コンソール

データベース

Oracle DBMS の問題

XP Pro SP2 RC2 で、データベースサーバ名が、ローカル MSDE がインストールされたデータベースウィザードで表示されない問題

同一コンピュータ上で製品のアンインストールおよび再インストールができない問題

検出

MSI 検証

パッケージ

起動のヒント 

インストール要件

特定のインストール要件については、「WinINSTALL インストールガイド」を参照してください。.

コンソールの最初の起動

コンソールを初めて起動する時に、既定設定ウィザードによって、WinINSTALL データベースと WinINSTALL シェアディレクトリの場所を入力するように促される場合があります。

コンソールの起動時に、これらの情報を準備しておいてください。

コンフリクト判定

ベースラインコンピュータ上のコンフリクト判定のためにベースラインを作成します。WinINSTALL シェアディレクトリの \bin ディレクトリにあるベースライン生成プログラム WIBaselineGen.exe を実行します。

評価版から製品版ライセンスへのアップグレード

WinINSTALL Desktop Management Suite の評価版をインストールしているが、製品版ライセンスを購入済みの場合は、インストールされた評価版から完全なライセンス版に直接アップグレードできます。製品版ライセンスキーを入力するには、コンソールの [ヘルプ] - [バージョン情報] 画面で [変更] ボタンをクリックし、表示されたダイアログボックスにライセンスキーを入力します。この操作で製品版ライセンスに更新できます。

サポートフォーラム

Attachmate は、すべての WinINSTALL 製品に関する議論とサポート用に、無料のフォーラム http://bbs.ondemandsoftware.com (英語版) を提供しています。 

新機能および拡張機能 

WinINSTALL 製品ファミリー 8.7 リリースは、ネットワーク管理者としてのジョブをより簡単にするために設計された、多数の新機能および拡張機能を備えています。主な新機能と拡張機能を次に示します。

PXE ベースのクライアントリセット

WinINSTALL Desktop Availability Suite (DAS) に、PXE (Preboot eXecution Environment) ベースの新しいクライアントリセット機能が含まれるようになりました。この機能は、構成と使用が非常に簡単であり、DOS または、ターゲットコンピュータにインストールされている以外のオペレーティングシステムを使用しません。

オペレーティングシステムファイル、ドライバ、インストール後ユーティリティなどの PXE リセットサーバファイルによって、WinINSTALL の組み込み複製機能を使用して、ある PXE サーバから別のサーバへ複製することができます。

WinINSTALL Desktop Availability Suite の PXE ベースのクライアントリセット機能を使用すると、MS-DOS を読み込んだり MS-DOS アプリケーションを実行することなく、ネットワークサーバから直接 Windows オペレーティングシステムがインストールされます。さらに管理者は、WinINSTALL ソフトウェアに組み込まれたソフトウェア配布とユーザ設定情報管理の統合機能を使用して、必要に応じてリセットプロセスにいくつでもアプリケーションパッケージや Microsoft パッチのインストールを含めたり、ユーザのデータおよび設定のリストアを含めることができます。

WinINSTALL PXE クライアントリセットでは、Microsoft から提供されたオリジナルのセットアッププログラムを使用して Windows オペレーティングシステムがインストールされるため、構成ファイルによってプロセスが合理化され、完全に無人で動作します。ベンダのセットアッププログラムを使用してオペレーティングシステムをインストールすることにより、1 つのオペレーティングシステムファイルセットを多数の構成に使用できる一方、必要な構成ごとに別個のイメージを作成して管理する必要がなくなります。また、WinINSTALL PXE リセットプロセスでは、インストール時間が非常に高速化されています。

WinINSTALL の強力なユーザ設定情報管理機能およびソフトウェア配布機能と PXE クライアントリセットとのシームレスな統合により、他に類を見ないほど強力かつシンプルなデスクトップ管理が実現します。これらの機能の完全な統合により、一連の操作が簡単になります。つまり WinINSTALL コンソールでコンピュータまたはコンピュータグループを右クリックし、コマンド 1 つでユーザのデータと設定のバックアップ、PC の再起動、ハードディスクのフォーマット、Windows 2000、XP、2003 の新しいコピーのインストール、一連のパッチやアプリケーションパッケージのインストールを実行し、最後にユーザのデータと設定をリストアすることができます。WinINSTALL PXE クライアントリセットは、ネットワーク上の 1 台の PC または PC のグループをリモートから無人で再構築するための簡単、効率的、かつ便利な手段を提供します。

WinINSTALL PXE クライアントリセットでは、次の 3 種類の方法のいずれかでクライアントをリセットできます。

  1. 目的のクライアントを選択して、すぐにリセットを起動できます。

  2. コンピュータが次回再起動する時に、リセットが実行されるように構成できます。

  3. PXE クライアントリセットを後日設定した時間に実行したり、定期的に繰り返し実行するようにスケジュールできます。

すぐにリセットした場合や、リセットをスケジュールした場合 (上記の 1 および 3 の方法)、WinINSTALL の PXE クライアントリセット機能によって必要に応じてコンピュータが自動的に起動され、リセットが実行されます。

コンソールからのコンピュータの Ping

WinINSTALL Software Distribution Suite、Desktop Management Suite、Desktop Availability Suite では、WinINSTALL コンソールに内蔵された Ping 機能を使用できるようになりました。この機能により、コンソールとコンピュータまたは選択したコンピュータグループとの間の接続性をテストすることができます。WinINSTALL の Ping 機能は、1 台または複数のコンピュータを一度にテストすることが可能で、使用環境が効率的に運用されていることを保証するように構成できます。

WinINSTALL Ping 機能を使用するには、リストから任意のコンピュータを選択して [コンピュータ] - [Ping] コマンドを選択するか、右クリックすると表示されるコンテキストメニューから [Ping] を選択します。

スケジュール設定したジョブの一時停止機能

スケジュール設定されたタスクの実行を、一時的に停止できるようになりました。スケジュール設定されたタスクを中断しても、WinINSTALL データベースからタスクのキャンセルや削除は実行されません。タスクの実行が一時的に中断されるだけです。このタスクの実行は、スケジュール設定されたタスクを再作成しなくても、いつでも再開できます。

WinINSTALL Software Distribution Suite (SDS)

インベントリ、複製、オペレーティングシステムの配置、その他の詳細機能を必要としない環境で、ソフトウェアのパッケージ作成と配布機能のみを提供する WinINSTALL のバージョンもご利用になれます。

新しい WinINSTALL SDS 製品は、WinINSTALL の強力で簡便なパッケージ作成と配布の機能は必要とするものの、フルセットの WinINSTALL Desktop Management Suite 製品や WinINSTALL Desktop Availability Suite 製品の高機能が必要ない場合には、まさにうってつけの製品です。

WinINSTALL SDS は、すべてを網羅する柔軟なソフトウェアパッケージ作成と配布の機能は必要でも、インベントリ、ライセンスと資産の管理、オペレーティングシステムの配置、パッケージの複製、ユーザ設定情報管理などの機能は必要としない組織向けに設計されています。

MSI パッケージ作成機能の向上

WinINSTALL の MSI パッケージ作成機能は、次に挙げる機能を追加するなどの多くの方法で拡張されてきました。

  • WinINSTALL では、WinINSTAL コンソールで MSI ファイルに加えた変更の履歴を、MSI ファイル自体に保存できるようになりました。

  • WinINSTALL では、ユーザに Windows インストーラプロパティの値を簡単にプロンプトできるようになりました。表示させるダイアログボックスの名前、ユーザに対して表示するプロンプト、ユーザが入力したテキストを配置する場所のプロパティを入力すれば、設定は終了です。

  • WinINSTALL で 2 つの MSI ファイルを比較するだけで、トランスフォームを作成できるようになりました。2 つの MSI ファイルの違いは自動的にトランスフォームに変換されます。このトランスフォームが最初の MSI ファイルのインストールに適用されると、それは 2 番目の MSI ファイルのインストールと同じものになります。

ウェイクオンラン (自動起動)

WinINSTALL Software Distribution Suite、WinINSTALL Desktop Management Suite、WinINSTALL Desktop Availability Suite では、ウェイクオンラン機能により、コンピュータをスリープ状態から復帰できるようになりました。自動起動コマンドは即座に発行することも、指定日時に発行することもできます。

WinINSTALL Desktop Management Suite と WinINSTALL Desktop Availability Suite のいずれかを使用している場合、それ以外にもスケジュール設定済みの任意のジョブに自動起動を追加するオプションがあります。

ワークグループ環境への対応の向上

WinINSTALL Software Distribution Suite、WinINSTALL Desktop Management Suite、WinINSTALL Desktop Availability Suite のすべての製品で、非 Active Directory、非ドメイン環境のシームレスな参照を可能にする新しいコンソール設定の追加など、ワークグループネットワークへの対応が強化されました。

エージェント配置機能と監視機能の強化

このリリースの WinINSTALL Suite 製品では、WinINSTALL エージェントの自動ネットワーク配置に加えて、エージェント配置と監視機能に対して次のような多くの拡張機能が追加されました。

  • 複数の配置操作に、アカウントの資格情報を安全に再利用できるようになり、操作ごとに再入力する必要がなくなりました。

  • [エージェント活動] ウィンドウに、配置やその他のコンピュータ操作の進行状況がリアルタイムで表示され、ロールオーバーツールヒントに追加のステータス情報が表示されいるようになりました。

  • エージェントのステータスには、追加ステータス情報と診断情報が含まれています。

  • [コンピュータ] の [全般] タブに、各 WinINSTALL サブエージェントの現在のステータスと活動が表示されるようになりました。

  • [コンピュータ] の [全般] タブで、エージェントステータスの更新機能の動作を構成することができるようになりました。

  • 手作業による配置 (SMD) 機能は、場合によっては SMD ファイルの内容を上書きできるように拡張されました。その主な目的は、配置時に配置シェアディレクトリを指定できるようにすることであり、これによって、単一の手作業による配置ファイルを企業全体で使用できます。

構成可能なシェアディレクトリの選択

WinINSTALL は、ワークステーションごとにブートアップ時に、事前定義されたグループの中でどの WinINSTALL シェアディレクトリが最適なシェアディレクトリかを判別する機能を提供するようになりました。

DMS および DAS で提供される詳細な操作は、組織内の複数の場所で仕事をするようなラップトップユーザにとって特に便利です。この場合、そのようなユーザは、その都度ホームのシェアディレクトリに戻らなくても、どこにいてもユーザ自身が検出する最も近接した WinINSTALL シェアディレクトリに自動的に接続できます。

もちろん、管理者はシェアディレクトリの順番と最も近接したシェアディレクトリを判定する基準を構成することができます。

複数のパッチのダウンロード機能

WinINSTALL Suite 製品は、Microsoft のパッチをより簡単に管理できるようになりました。つまり、複数のパッチに対してダウンロードと自動パッケージ作成を 1 度で行う、特別な WinINSTALL ユーティリティを使用して Microsoft で対応する言語すべてのパッチにアクセスできるなどの機能が追加されました。

ライセンス管理の改善

WinINSTALL DMS および DAS ライセンス管理機能は、多くの点で拡張と改善が行われました。例えば、所有のライセンス数、使用中のライセンス数、使用可能なライセンス数を一目で参照することができるようになりました。

CD ウィザードの改善

WinINSTALL Software Distribution Suite、Desktop Management Suite、Desktop Availability Suite で使用できる WinINSTALL CD ウィザードを使用して、管理者は CD または DVD に書き込むアプリケーションおよびアプリケーションのリストのステージングを非常に迅速かつ簡単にできるようになりました。また、どちらか一方または両方の WinINSTALL インストーラを含めたり、メディアの挿入時に実行される自動実行ファイルを作成することもきわめて簡単にできます。

このリリースでは、より速く、簡単かつ円滑にアプリケーションパッケージ CD や DVD を作成できるように、CD ウィザードの合理化と簡略化が行われました。

ユーザアカウントに対するジョブスケジュール

WinINSTALL Suite 製品では、特定のユーザおよびユーザグループのどちらかあるいは両方に対してジョブのスケジュールを設定する際に、各ターゲットコンピュータで、コンピュータ上に指定されたターゲットユーザの既存のアカウントプロファイルがあるかどうかを確認できるようになりました。存在する場合にジョブが実行されます。

これは、WinINSTALL エージェントを実行しなければアカウントを確認できなかった、前回のバージョンからの変更点です。

グローバルジョブと既定値

ネットワークにまだ参加していないワークステーションも含めてすべてのワークステーションで実行するジョブをスケジュールする簡単な方法が WinINSTALL に追加されました。

さらに、このリリースでは、すべてのワークステーションの設定の変更と、ネットワーク内のすべてのコンピュータの既定設定の変更が簡単になりました。

クライアントリセット機能の改善

WinINSTALL Desktop Availability Suite で使用できるクライアントリセット機能に、ワークステーションでのオペレーティングシステムのインストールとリストアという領域を超える強化機能が追加されました。

  • コンピュータ名は、リセット操作全体を通して自動的に保持されるようになりました。

  • インベントリ後に自動的に作成される動的リストファイルにより、リセット前にインストールされていたすべてのアプリケーションの自動リストアが可能になります。

  • 詳細設定の操作に、(指定したリセット前のアプリケーションを新しいリセット後のアプリケーションに置換する) アプリケーションマッピングが追加されました。この機能によって、リセット操作の一部としてアプリケーションの自動アップグレードが可能になります。

  • ユーザ設定情報のバックアップとリストアを、自動リセット操作に簡単に含めることができるので、1 回の操作で完全なクライアントリセットを行うことができます (バックアップ、続いて再起動、ハードドライブの再フォーマット、OS のインストールとアプリケーションセットのインストール、最後にユーザのデータと設定のリストア、という一連の流れになります)。

  • 仮想フロッピーディスクパッケージにより、1 台のワークステーションまたはワークステーショングループのドラッグアンドドロップまたはスケジュール設定されたリセットが可能になります。

ユーザ設定情報管理エンジンの新しいリリース

WinINSTALL Desktop Availability Suite に、Tranxition Personality Transfer Pro(tm) 4.60 エンジンが組み込まれました。高性能のこのエンジンは、多数の一般的なアプリケーションと Windows 設定の完全な抽出と抽入の機能を備えています。

SQL Server 2005 への対応

WinINSTALL は、Microsoft SQL Server 2005 と流通しているすべてのエディションに対応するようになりました。

WinINSTALL データベース対応機能に、次のデータベース管理システムが含まれるようになりました。

  • Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE 2000)

  • Microsoft SQL Server 2000

  • Microsoft SQL Server 2005

  • Oracle 9i 以降

 

制限事項および既知の問題

以下には、このリリースでの既知の問題のすべてと、可能な場合の対処法が示されています。ほとんどの問題について、今後のリリースで対処する計画です。

セットアップ

セットアップ゚中にコンソールのインストールディレクトリを変更することはできますが、既定のディレクトリの使用をお勧めします。[ProgramFilesFolder]OnDemand\WinINSTALL\

WinINSTALL エージェントは常に [ProgramFilesFolder]OnDemand\WinINSTALL\ にインストールされ、エージェントとコンソールが同じディレクトリある場合、WinINSTALL のその後のメンテナンスが容易になります。

MSDE DBMS セットアップ

Microsoft SQL Server Desktop Engine (MSDE) データベースシステムのインストール後、次の警告メッセージが表示される場合があります。

Windows を正しく動作するために必要なファイルが認識できないバージョンのファイルに置き換えられています。システムの安定を維持するために、これらのファイルを元のバージョンにリストアする必要があります。Windows NT 3.51 Workstation、Windows NT 4.0 Workstation、Windows 2000 Professional、Windows 95、Windows 98、または Windows Me の CD を CD-ROM ドライブに挿入してください。

Microsoft が提供する MSDE インストールでは、保護されたファイルを別のバージョンで置き換えることができます。Microsoft がこの設定を行っているため、Attachmate は、この設定を変更することはできません。

この警告メッセージは、元のファイルに置き換えることが可能であることを示しています。ファイルが置き換えられたという事実を単に無視することによって、インストールを続行できます。WinINSTALL は、これらのファイルが置き換えられても正常に動作します。

MSDE DBMS の削除

MSDE オプション付き WinINSTALL をインストールし、後で MSDE をシステムから削除する場合、まず最初に、SQL AD Helper サービスの停止を確認してください。そうしないと、MSDE の削除が難しくなることがあります。

評価版の制限

評価版ライセンスでは、制限された日数で製品を使用できます。評価対象の製品によって評価期間は異なります。

評価期間中に作成したパッケージには、評価用ライセンスの有効期限が設定されます。評価期間が過ぎた後は、これらのパッケージのインストールは動作しなくなり、また修復は非常に難しくなります。

したがって、評価期間中、これらのパッケージの配信はテスト環境のみに限定することをお勧めします。評価期間が過ぎた後にこれらのパッケージを配布するには、WinINSTALL を購入して、新しくライセンスされたコンソールから各パッケージに一度アクセスする必要があります。

評価版からのアップグレード

WinINSTALL 8.7 製品の評価版がインストールされている場合、[ヘルプ] - [バージョン情報] 画面にライセンスキーを入力するだけで、同じ製品の製品版にアップグレードできます。

評価版使用中、複数のコンピュータにコンソールをインストールした場合は、これら各々のコンピュータでコンソールをアップグレードする必要があります。その場合は、各コンソールコンピュータの WinINSTALL シェアディレクトリの \bin ディレクトリで、アップグレードされた WIConsole.msi を実行してください。セットアップが開始し、コンソールをアンインストールして修復します。

アンインストールして再インストールするか、単に [修復] のみを選択することもできます。どちらの場合も、コンソールは完全なライセンス版にアップグレードされます。アップグレード前に必ずコンソールを閉じてください。

製品間および評価版のアップグレード

上記の手順は、1 つの WinINSTALL の製品は評価版であるが、別の製品は購入している場合には有効ではない場合があります。実際、ある製品の評価版が、別の製品にまったくアップグレードされない場合があります。例えば、WinINSTALL MSI Packager Professional の評価版を使用した後に、WinINSTALL Desktop Management Suite を購入しようとする場合、Desktop Management Suite をインストールする前に、MSI Packager 製品の評価版をアンインストールする必要があります。

下の表を参照して、評価版をアップデートできるかどうかを判定してください。アップグレードできない場合は、ライセンス版をインストールする前に評価版をアンインストールする必要があります。

評価版

バージョン 8.7 ライセンス製品
(アップグレード可能):

LE

MSI

SDS

DMS

DAS

LE 8.7 評価版

MSI 8.7 Eval

SDS 8.7 Eval

○*

○*

DMS 8.7 評価版

DAS 8.7 評価版

SDS 8.7

該当なし

○*

○*

DMS 8.7

該当なし

* Software Distribution SuiteDesktop Management Suite または Desktop Availability Suite にアップグレードするには、SDS とほかの製品との間のデータベース構成の変更に対応するため、次に示す特別な手順が必要です。 

WinINSTALL データベースの初期化

WinINSTALL には、WinINSTALL シェアディレクトリの \bin ディレクトリにあるデータベース設定ウィザード WIDBSetup.exe が含まれます。WinINSTALL のセットアップでは、このウィザードを実行するオプションはセットアップの最後に示されますが、任意の時間に直接実行することもできます。このウィザードでは、MSDE、Microsoft SQL Server、Oracle で WinINTSALL データベースに必要なすべてのテーブルを作成できます。

コンソール

1 つのコンソールで MSI パッケージを開いている時、同じパッケージを開こうとした 2 番目のコンソールは次のメッセージを受信します。

Someone else is currently working with this file.(現在このファイルはほかのユーザによって使用されています。) Opening for read-only access; changes will not be saved.(読み取り専用アクセスで開きますが、変更内容は保存されません。)

MSI パッケージのコンソールのロックを解除するには、パッケージからクリックして排除するだけではなく、親リストを更新 ([F5] キー) してください。この操作は、性能面の理由で設計に組み込まれています。

データベース

Oracle DBMS の問題

Oracle データベースは既定では大文字小文字を区別するため、WinINSTALL 機能には問題を生じることがあります。例: 既定の Oracle データベースを使用した検索は、誤った結果を返す場合があります。レポートも同様の影響を受けるおそれがあります。

Windows Server 2000 から Windows Server 2003 へのアップグレード時に、WinINSTALL でデータベース接続のダイアログボックスを開けなくなる問題

Windows 2000 Server から Server 2003 にアップグレードすると、WinINSTALL コンソールでデータベース接続ダイアログボックスを開くことができず、コンソールの動作ができなくなります。

WinINSTALL のセットアップで MDAC をインストールする際、ファイル OLEDB32.DLL はバージョン 2.71.9042 のものがインストールされます。Windows 2003 を、アップグレードではなく標準インストールでインストールすると、このファイルのバージョンは、2.80.1022 でインストールされます。いずれのバージョンでもファイルは正しく動作し、WinINSTALL は接続プロパティダイアログボックスを表示できます。

しかし、Windows 2003 のアップグレードインストールでは、古いバージョンの OLEDB32.DLL バージョン 2.70.7713 をインストールするため、WinINSTALL の操作ができなくなります。この問題は、Windows 2003 の SP1 で解決されているはずです。

この問題が発生した場合は、2.71 または 2.80 のどちらかのバージョンの OLEDB32.DLL を取得し、アップグレードしたコンピュータの C:\Program Files\Common Files\System\Ole DB\ フォルダにコピーするだけで問題を回避できます。

Windows XP Pro SP2 RC2 で、データベースサーバ名が、ローカル MSDE がインストールされたデータベースウィザードで表示されない問題

Windows XP Pro SP2 RC2 の MSDE で WinINSTALL をインストールすると、データベースウィザードで、データベースサーバ名のドロップダウンリストに、ローカルコンピュータ名がインスタンス名とともに表示されません。

手作業でデータベースサーバ名を入力すれば、データベースウィザードはローカルデータベースを検出します。

手作業によるデータベースサーバ名の入力を回避するには、UDP ポート 1434 を開きます。

同一コンピュータ上で製品のアンインストールおよび再インストールができない問題

MSDE を使用して WinINSTALL のインストールを行い、アンインストールをした後、バージョン 8.7 をインストール (または再インストール) する場合、データベース作成に失敗し、次のメッセージが表示されます。

メッセージ 5170、レベル 16、状態 1、サーバ <サーバ名> \ONDSQL、行 1
ファイル C:\Program Files\Microsoft SQL Server\Data\MSSQL$ONDSQL\Data\WINSTALL8.mdf は既に存在するので作成できません。

メッセージ 1802、レベル 16、状態 4、サーバ <サーバ名> \ONDSQL、行 1
CREATE DATABASE に失敗しました。リストされたファイルの一部が作成されませんでした。以前のエラーを調べてください。

ログイン ''WINSTALL8'' で要求されたデータベースを開けません。ログインは失敗しました。

WinINSTALL はユーザのデータを削除しないため、古い WinINSTALL データベースが残ります。一方、MSDE と SQL Server は、WinINSTALL の再インストール時に、古いデータベースに自動的に再接続しない方法で動作します。

SQL 2000 Server と MSDE の両方に、サーバインスタンスとデータベースの概念があります。(<サーバ名>\ONDSQL はサーバインスタンスであり、WINSTALL8 はデータベース名です)。MSDE のインストール時には、サーバインスタンスのみを作成します。新しいデータベースを作成せず既存のデータベースへの接続も行いません。

したがって、コンソールを開いてローカル MSDE をポイントする場合、データベースが検出されないというエラーが返されます。

正常に動作させるには、データベースをまずサーバインスタンスに接続する必要があります。

この問題には、3 つの回避方法が考えられます。

  1. 古いデータベースファイルを Explorer を使用して削除し、WIDBSetup.exe を再実行する。

  2. データベースの別名を使用して、WinINSTALL を再インストールする。

  3. Enterprise SQL Manager Console を使用して、既存のデータベースを MSDE サーバに接続する。

最後の方法では、次のコマンドラインで、Enterprise SQL Manager を実行します。

osql.exe -S DBInstance -E -Q "exec sp_attach_db @dbname = N'DBName', @filename1 = N'db_path', @filename2 = N'log_path'"

DBInstanceDBName は、WIDBSetup.exe では既知のものですが、db_path log_path は、それぞれデータベースとログファイルへの正規のパスであり、ここで明示的に指定する必要があります。

検出

  • 検出では、対応していないスキーマ (0.3, 1.0) を使用してトランスフォームを作成することができません。

  • 検出のアーカイブされた事前スナップショットを作成または使用する前に、この操作を行うオペレーティングシステムにファイル cabinet.dll が (通常、システムフォルダに) インストールされている必要があります。この DLL を持たないオペレーティングシステムもあります (Win95)。このファイルをWin98 システムから Win95 システムのシステムフォルダにコピーすると、検出のアーカイブされた事前スナップショットが再び動作するようになります。この DLL がない場合、検出は動作し続けますが、機能は無効になります。

  • 検出では、.msi ファイル名と .lst ファイル名に 2 バイト文字を使用してパッケージを作成することはできません。NetBIOS は、検出を実行中のコンピュータのオペレーティングシステムのロケールに一致する共有コードページを必要とします。コードページが一致しない場合、事後スナップショットで次のエラーメッセージが表示されます。

重要度 1
戻り値 110
メッセージ:
データベースを開けませんでした。

  • 検出ユーティリティの実行中に [F1] キーを押しても、ヘルプがまったく表示されないか、適切に表示できない場合があります。この問題は、WinISNTALL シェアディレクトリのようなリモートの場所から起動されたHTML ヘルプ ファイルの表示を禁止する Internet Explorer のセキュリティ設定によるものです。この問題と解決方法について詳しくは、次に示す Microsoft サポート技術情報の記事を参照してください。http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;896054

    この問題を回避するには、ファイル Discowiz.chm をローカルフォルダにコピーし、検出内で [F1] キーを押すのではなく、このファイルのローカルコピーを直接実行します。

MSI 検証

MSI 検証で使用する .cub ファイルを参照すると、[開く] ダイアログボックスでは、.cub ファイルが存在する \bin ディレクトが既定ではなく、最後に作業したディレクトリが開きます。

製品は現在、次の ICE (Internal Consistency Error: 内部整合性エラー) 修復に対応しています。

ICE02

File/Registry/Component テーブルの循環関係

ICE05

必須プロパティの検証

ICE08

コンポーネントの GUID の重複

ICE09

永久コンポーネントの検証

ICE10

親/子機能のアドバタイズの検証

ICE14

親/子機能の関係の検証

ICE15

MIME/Extension テーブルの循環関係の検証

ICE16

ProductName の長さが 63 文字以下であること

ICE18

ヌルのコンポーネントキーパスの検証

ICE21

Component/FeatureComponent テーブルの検証

ICE36

アイコンの肥大化

ICE42

Class テーブルの Inproc/ローカルサーバの検証

ICE49

レジストリの既定値の型の検証 (注意 1 参照 )

ICE54

間接的なキーパスファイルの検証

ICE55

LockPermissions の検証

ICE73

予約済み GUID の検証

ICE74

予約済み GUID の検証 (注意 2 を参照 )

注意 1:WinINSTALL は、コンポーネントの条件を Microsoft の推奨に合わせることによって、ICE 49 で発生した問題を修復します。ただし、ICE49 は、コンポーネントが条件付きかどうかチェックしないため、コンポーネントが条件付きである場合でも、警告を出し続けます。また、WinINSTALL は、コンポーネントが条件付きかどうかを最初にチェックし、既存の条件を編集しないため、Win95 でコンポーネントインストールをしないような条件が満たされていることを確認するために、やはりコンポーネントを手作業で見直す必要があります。

注意 2: 現在、FASTOEM プロパティがプロパティテーブルにある場合、MSI がパッケージのオープンに失敗するために検証の実行に失敗するなど、検証の動作方法に問題があります。この問題は、エラー状態の FASTOEM プロパティを指定するパッケージが検証に失敗せずに修復できるように、次のバージョンで対処されます。ICE 74 関連のその他の修復は、FASTOEM の修復と同様に機能しますが、FASTOEM の修復は検証の問題のために実証できません。

パッケージ

  • INI ファイルを、MSI ファイル用の [編集] - [INI ファイル] - [削除] タブに追加する際、INI ファイルがテーブルに書き込まれる前に、値を指定する必要があります。MSI ファイルは値の指定が必要です。INI ファイルと INI ファイルのセクションは、MSI パッケージで単独で使用することはできません。セクション全体を削除する場合、各値は [削除] 側に存在する必要があります。

  • パッケージの制限を .msi ファイルに追加し、変更の保存をしない場合、UI は、実際にグループ制限が保存されたように動作する場合があります。これは表示上の不具合であり、データは保存されていません。

    製品の [ソフトウェア配布] 領域を残し、例えば、戻って同一パッケージを選択するような場合、保存しないという制限がある場合があります。この変更は保存されたように見えますが、実際にはパッケージファイルに書き込まれていません。コンソールを再起動するか [表示] または [更新] コマンド ([F5] キー) を選択して同一パッケージを参照すると、問題が解決されます。