IME のトラブルシューティング

Reflection X Advantage でローカルの入力方式エディタ (IME) の使用を構成したにも関わらず、X クライアントへのテキスト入力に自分の IME を使用できない場合は、この情報を確認してください。詳細情報については、技術ノート 2504 (英語) を参照してください。

XIM 操作の記録

XIM の記録を有効にして出力ログを確認し、X クライアントが XIM を認識するかどうかと、Reflection X Advantage の IME サーバの使用が構成されているかどうかを判定します。

XIM 操作を記録するには

  1. [セッションの定義] で、ネイティブ IME 対応の使用を構成したセッションを選択します。
  2. [セッションの定義] 画面で [記録の設定] を展開し、[XIM 操作を記録する] を選択します。
  3. クライアントを起動してローカル入力エディタを使用してみます。
  4. 該当するログファイル内の情報を確認します。

ホストのローカル IME の使用に対応するように構成する際の、プラットフォーム固有の手順

以下のプラットフォーム固有の手順を使用して、X クライアントが X Input method (XIM) を使用するよう構成します。これは、Reflection X Advantageでローカル IME の使用を構成するための要件です。

Red Hat 5

Red Hat 5 のデスクトップでは SCIM (Smart Common Input Method) の使用が構成されており、すべての GTK (GNOME Toolkit) アプリケーションは既定で SCIM を使用します。これらのクライアントでローカル IME を使用できるようにするには、これらのクライアントで X Input method (XIM) の使用を構成する必要があります。コンテキストメニューを使用して、クライアントの XIM の使用を構成できます。これにより入力方式を変更できますが、コンテキストメニューは既定では使用できません。以下の手順を使用して、このコンテキストメニューを有効にして使用します。

コンテキストメニューを有効にしてクライアントが XIM サーバを使用するよう構成するには

  1. セッションを開始します。
  2. 以下のコマンドを実行してコンテキストメニューを有効にします。

    gconftool-2 --type bool --set '/desktop/gnome/interface/show_input_method_menu' true

    注意:このコマンドは、システムのユーザごとに 1 回だけ実行する必要があります。これにより、その後のセッションでコンテキストメニューを使用できるようになります。

  3. クライアントウィンドウを右クリックします。
  4. コンテキストメニューから X Input method を選択します。

HP CDE

XDMCP セッションにログオンする前に、対応言語を選択します。対応言語は以下のとおりです。 ja_JP.UTF-8, ja_JP.EUC-JP, ja_JP, C, en_US.UTF-8, ko_KR.UTF-8, ko_KR

関連項目

Reflection X Advantage でローカル IME の使用を構成する

[キーボード] タブ