圧縮の構成
圧縮を有効にすると、ネットワーク接続の帯域幅が狭い場合のパフォーマンスが向上します。
リモートセッションサービスが有効な場合、セッションコンポーネントはリモートコンピュータに設定されます。以下の図のように、X クライアントホストやその近くのコンピュータでこの設定を行うことができます。この構成の場合、ドメインノードとワークステーション間で渡されるプロトコルが圧縮されます。(クライアントとドメインノード間で渡されるプロトコルは圧縮されません。)

1 - X マネージャまたは X マネージャ (ドメイン接続用) を実行するワークステーション 2 - リモートセッションコンポーネントを実行する X クライアントホストの近くのドメインノード 3 - X クライアントホスト
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はじめる前に
次の方法で、リモートセッションサービスへの対応を構成します。
圧縮を有効にするには
- X マネージャ または X マネージャ (ドメイン接続用) を起動します。
- この接続に使用するセッション定義を選択します。[全般] タブの [リモートセッションサービス] の下から、[なし] 以外の任意のオプションを選択します。
- [詳細設定] タブをクリックします。[リモート X サーバ通信時にプロトコルを圧縮する] で、以下のいずれかの設定を選択します。
[動的]
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(既定) Reflection X Advantage は、プロトコルルータから各リモートXサーバへ送信されるデータの帯域幅を測定し、帯域幅がパフォーマンスに影響するほど狭い場合は、自動的にプロトコルを圧縮します。
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[常時]
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このオプションを選択すると、CPU とメモリのリソースよりも、帯域幅の制限が厳しい場合のパフォーマンスが向上する可能性があります。
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[なし]
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このオプションを選択すると、帯域幅よりも CPU やメモリの制限が厳しい場合のパフォーマンスが向上する可能性があります。
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