rxmgrdomains コマンドライン - X マネージャ (ドメイン接続用)
コマンドラインで以下の構文を使用して、X マネージャ (ドメイン接続用)を実行し、クライアントとセッションを起動することができます。
rxmgrdomains [-domain domain_name] [-user user_name] [-password password] [-client client_name] [-xdmcp xdmcp_definition | [direct|indirect|broadcast,[host_address],[timeout],[onLastClient]] [-launchGroup launchGroup_Name] [-session session_name] [-owner owner_name] [-minimize] [-trayOnly] [-noUI] [-execOnly] [-noMigrate] [-?]
例
次の例では、Joe というユーザを「AcmeServer」というドメインに記録し、xterm というクライアントを実行します。この例では、X マネージャ (ドメイン接続用)は最小限で実行されます。
rxmgrdomains -domain AcmeServer -user Joe -password "secret" -client xterm ‑minimize
次の例では、複数のクライアント (およびこれらのクライアントに関連するセッション) を起動する 2 つの方法を示します。コマンドラインにすべてのクライアントを含めるか、保存したラウンチグループ定義を使用できます。この例ではクライアント名とラウンチグループ定義名にスペースが含まれるため、引用符を付ける必要があります。この例ではドメインユーザとパスワードが省略されているため、ユーザはログイン資格情報の入力を求められます。
rxmgrdomains -domain AcmeServer -client "Client 1" -client "Client 2" -client "Client 3"
または
rxmgrdomains -domain AcmeServer -launchGroup "Work Group"
次の例では、既存の定義の使用や X マネージャ (ドメイン接続用) ウィンドウの表示なしで、「My Host」との XDMCP 接続が開始されます。この例は、パスワードの入力が必要な Joe というユーザとしてドメインにログオンするよう構成されています。ユーザが XDMCP セッションからログアウトすると、セッションが停止してドメインの X マネージャが終了します。
rxmgrdomains -domain AcmeServer -user Joe -xdmcp direct,Myhost,,Exit
次の例では、X マネージャ (ドメイン接続用)を機能制限付きで起動します。ユーザは既存の定義を起動できますが、定義の追加や変更はできません。
rxmgrdomains -execOnly
オプション
このコマンドラインオプションはすべてオプションです。オプションでは、大文字と小文字が区別されます。スペースが含まれるパスや定義名には、引用符を使用します。ドメイン名、ユーザ名またはパスワードが指定されていない場合は、入力するように要求されます。
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オプション
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説明
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-domain domain_name
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鍵の名前。ドメインコントローラを実行するコンピュータの名前です。
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-user user_name
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ドメインユーザの名前です。
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-password password
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指定したドメインユーザ用のパスワードです。パスワードに特殊文字が含まれる場合は、引用符を使用します。
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-client client_name
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開始するクライアントの定義を指定します。複数のクライアントを起動するには、複数の client パラメータを使用します (またはラウンチグループを構成します)。
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-xdmcp xdmcp_definition
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既存の定義名を使用した XDMCP 接続を開始します。
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または
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または
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-xdmcp direct|indirect|broadcast,[host_address],[timeout],[onLastClient]
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コマンドラインで、XDMCP 接続情報を直接指定します。DNS 名か IP アドレスを使用して、ホスト名を指定します。ホストアドレスを省略すると、入力を求められます。待ち時間を秒単位で指定します。既定値は 15 です。onLastClient の有効な値は Nothing (または N)、Reset (または R)、Stop (または S)、Exit (または E) です。既定値は Reset です。
このオプションでカンマの後にスペースを使用したり、指定する必要のないオプションのプレースホルダとしてカンマを含めたりしないでください。次に例を示します。
-xdmcp direct,myhost,,E
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-launchGroup group_name
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指定したラウンチグループ定義のすべての X クライアントや XDMCP 接続が起動されます。
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-session session_name
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起動するセッション定義を指定します。複数のセッションを開始するには、複数の session パラメータを使用します。
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-owner
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これは、client、xdmcp、launchGroup、または session オプションが前に付く場合にのみ有効です。前の定義を作成したユーザ名を指定します。owner が指定されない場合は、現在ログインしているドメインユーザが所有者であると仮定されます。
このオプションは X マネージャ (ドメイン接続用)によってデスクトップショートカットで使用されます。これによりショートカットで、ドメインログオンユーザが作成した定義と、管理者が作成、公開した同じ名前の定義を区別できます。ユーザがこのオプションを使用する必要はありません。
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-minimize
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最小化された状態で起動します。このオプションは、オペレーティングシステムで対応していない場合は無視されます。このオプションは、trayOnly が指定されている場合も無視されます。
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-trayOnly
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X マネージャのウィンドウを開かずにトレイアイコンで起動します。注意:このオプションでセッションを起動した場合、トレイアイコンか [スタート] メニューを使用して X マネージャのウィンドウを開くことができます。
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-noUI
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ユーザが X マネージャのウィンドウを開くことを許可せずに、トレイ領域のアイコンで起動します。このオプションを使用すると、トレイアイコンで [X マネージャを開く] オプションが無効となります。[終了]、[ヘルプ]、および [トピック] オプションは使用できます。注意:このオプションでセッションを起動した場合、セッションを閉じてトレイアイコンの [終了] オプションで X マネージャを停止しないと、[スタート] メニューから X マネージャのウィンドウを開くことはできません。
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-execOnly
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ユーザインタフェースを定義の一覧 (X クライアント、XDMCP 接続、ラウンチグループ、セッション) に、基本制御を開始、停止、退去、参加に制限して起動されます。新しい定義の作成、定義の削除、定義に関連する他の機能 (キー割り当てやカラーマップなど) へのアクセスが可能な項目は使用できません。
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-noMigrate
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初期起動動作に次のように影響します。
最初の実行時に、テンプレート generic_templates.rxd のサンプル定義の自動インポートと、自動インポート用に構成されている追加テンプレートを無効にします。
旧来の Reflection X および Exceed からの設定の移行を無効にします。
[移行された設定とテンプレートをインポートする] ダイアログボックスが表示されないようにします。
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-? または -help
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コマンドラインオプションの要約を表示します。
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