Secure Shell (SSH) 接続の設定
Reflection X Advantage は、既定で、クライアントの定義に Secure Shell を使用します。Secure Shell を使用して接続するには、X クライアントを実行中のコンピュータが Secure Shell サーバも実行中である必要があります。インストール済みのサンプル定義を使用して、作業を開始できます。
既定値以外の Secure Shell 設定を構成するには
動作
Reflection X Advantage は、Secure Shell 接続の確立時に以下の動作を実行します。
注意: Secure Shell プロトコルでは、X サーバである Reflection X Advantage がクライアントとして扱われます。Secure Shell サーバは X クライアントアプリケーションを実行しているホストと同じホストに置かれます。Reflection X Advantage が Secure Shell クライアントとして実行する場合、Secure Shell サーバを認証し、そのサーバに対してクライアントとして認証する必要があります。
- 安全な接続の確立
Reflection X Advantage が、X クライアントホストで実行中の Secure Shell サーバと交渉します。この交渉により、セッションの暗号化に使用する共有鍵および暗号と、データの完全性保証の確認に使用するハッシュが作成されます。 - ホストの認証
ホストが、ホストを識別するための識別情報を Reflection X Advantage に送信します。既定では、Secure Shell サーバは、公開鍵/秘密鍵ペアのうちの公開鍵を送信します。認証に X.509 証明書を使用するように Secure Shell サーバを構成することもできます。この構成によってホストに接続する場合は、証明書の検証に対応するために、PKI Services Manager をインストールして構成することができます。 - ユーザの認証
ユーザが、ユーザを識別するための識別情報を Secure Shell サーバに送信します。既定では、これは、パスワードまたはパスフレーズの入力によって行われます。ユーザ認証に公開鍵または証明書を使用するように Reflection X Advantage を構成することもできます。 - 安全なトンネルを介した X11 通信の転送
Reflection X Advantage と X クライアントホストの間に安全なトンネルが確立されます。すべての X11 データは、このトンネルを介して安全に送信されます。
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