Windows ドメインに参加しているコンピュータにドメインコントローラをインストールする場合、同じ Windows ドメイン内にアカウントを持つユーザは、Windows ドメインの資格情報を使用して Reflection X Advantage にログオンできます。追加構成は不要です。以下の手順を使用して Reflection X Advantage ドメインに対するユーザ認証をテストできます。

Windows 資格情報を使用して認証をテストするには

1. Reflection X Advantage 管理コンソールを起動して Reflection X Advantage ドメインにログオンします。
2. ウィンドウの左側に表示されるタブで、[認証] をクリックします。
3. [認証のテスト] をクリックして有効な Windows ドメインユーザの資格情報をテストします。

UNIX システムにドメインコントローラをインストールする場合は、PAM 認証が既定で使用されます。UNIX コンピュータにログオンできるユーザはすべて、Reflection X Advantage ドメインにログオンできます。以下の手順を使用して Reflection X Advantage ドメインに対するユーザ認証をテストできます。

UNIX システムで認証をテストするには

1. Reflection X Advantage 管理コンソールを起動して Reflection X Advantage ドメインにログオンします。
2. ウィンドウの左側に表示されるタブで、[認証] をクリックします。
3. [認証のテスト] をクリックして、任意の有効なアカウントの認証情報を UNIX コンピュータでテストします。

内部認証システムはすべての対応プラットフォームで使用できる簡単な認証システムです。この認証システムは、小規模なユーザグループでのドメインのテストや設定に適しています。

内部認証を構成するには

1. Reflection X Advantage 管理コンソールを起動してドメインにログオンします。
2. ウィンドウの左側に表示されるタブで、[認証] をクリックします。
3. [認証システム] を [内部] に設定します。
4. ユーザ名を選択し、 (または [操作] - [ユーザパスワードの設定] コマンド) をクリックして、内部認証データベースにパスワードを設定します。

   注意:最初のログオン時に管理者アカウントが作成されましたが、認証が Windows または PAM で処理されたため、内部認証データベースにこのアカウント用のパスワードの記録がありません。Reflection X Advantage の内部認証を使用する場合は、手動でユーザを追加してパスワードを設定する必要があります。Windows、PAM、または LDAP の認証はこれらのシステムによって管理されるため、他の認証方法の場合この操作は不要です。既定の認証から内部認証に変更すると、自動的に追加されたユーザは、そのユーザ向けのパスワードが設定されるまでログオンできなくなります。

5. [認証のテスト] をクリックして資格情報をテストし、このアカウントを使用してドメインに引き続きログオンできることを確認します。

   警告:認証システムを変更したら、ログオフする前に必ず管理者アカウントをテストしてください。有効な管理者アカウントがないと、ドメインにログオンできなくなります。(ドメインにログオンできなくなった場合は、リカバリオプションを使用できます。)

6. (または [操作] - [新規ユーザ]) をクリックしてドメインに別のユーザを追加します。ユーザごとにユーザ名とパスワードを入力します。