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[サーバの定義] - [ウィンドウ] (X マネージャ)

表示方法

[サーバの定義] 画面のこのセクションでは、個々の X スクリーンを構成する設定を指定します。

[クライアントを X 端末風のデスクトップに表示する]

1 つのウィンドウですべてのクライアントを実行し、ディスプレイを X 端末の標準ディスプレイのように表示します。これは、「シングルウィンドウ」モードとも呼ばれます。

無効にすると、各クライアントアプリケーションは個別のウィンドウで起動します。

[クライアントをデスクトップに表示する]

オペレーティングシステムのアプリケーションのように、クライアントを個別のウィンドウで実行します。これは、「マルチウィンドウ」モードとも呼ばれます。

[スクリーンの定義]

X サーバインスタンスごとに、1 つ以上の X スクリーンを関連付けることができ、各スクリーンは別々に構成できます。[スクリーンの定義] 表内のオプションでは、各 X スクリーンをカスタマイズします。

  

 

[モニタ]

X スクリーンの配置先となるモニタ。

複数のモニタを単一の X スクリーンにスパンする場合は、[すべて] を選択します。

使用しているディスプレイに複数のモニタが表示されている場合は、ディスプレイ内でスクリーンが初期配置されたモニタから別のモニタへスクリーンを移動することができます。ただし、X サーバがリセットされた場合、そのスクリーンは、最新の位置ではなく初期位置に戻ります。

 

 

[既定のビジュアルの種類]

X 端末風のデスクトップのビジュアルの種類とピクセルの深度。X クライアントは、クライアントが作成するウィンドウのビジュアルの種類を継承することがよくあります。

 

 

[<最適なビジュアル>]

指定のモニタ用の表示アダプタの設定に基づき、Reflection X が最適な既定のビジュアルの種類を選択できるようにします。

例えば、モニタの表示アダプタが 256 色で構成されている場合は、[調合色 (PseudoColor)、8 ビット色] が選択されます。表示アダプタが 24 ビットまたは 32 ビット天然色で構成されている場合は、[天然色 (TrueColor)、24 ビット色] が選択されます。表示アダプタが、対応している X ビジュアルに対応していない方法で構成されている場合は、既定の [天然色 (TrueColor)、24 ビット色] が選択されます。

 

 

[調合色 (PseudoColor)、8 ビット色]

ピクセルの深度が 8 ビット (256 色) のグラフィックスカードを指定します。このビジュアルの種類は、ハードウェアによって配色の変更が可能なディスプレイに対応しています。

X クライアントアプリケーションは、表示装置に表示できるかぎり必要とする色を厳密に選択でき、また自在に色を変更することができます。

[最大カラーマップを 1 に設定する] のオプションも参照してください。

 

 

[天然色 (TrueColor)、24 ビット色]

それぞれが 8 ビットの RGB サブフィールドから構成されるピクセルを指定します。各サブフィールドの色の輝度は 0 (完全にオフ) ~ 255 (完全にオン) の範囲であり、変更することはできません。

実行中の X クライアントで色を変更する場合は、[天然色 (TrueColor)、24 ビット色] をカラーモデルとして使用することはできません。代わりに、[調合色 (PseudoColor)、8 ビット色] を選択してください。この種の X クライアントとしては、xfishtank や (カラー指定の) ico2 があります。詳細については、「トラブルシューティング」セクションにある「色に関する問題」を参照してください。

[仮想の幅 (ピクセル)]

仮想スクリーンの幅 (ピクセル)。

幅と高さは、実際のディスプレイのサイズより大きくてもかまいません。その場合は、X サーバのルートウィンドウ用に仮想スクリーンを提供します。

[仮想の高さ (ピクセル)]

仮想スクリーンの高さ (ピクセル)。

幅と高さは、実際のディスプレイのサイズより大きくてもかまいません。その場合は、X サーバのルートウィンドウ用に仮想スクリーンを提供します。

[幅 (mm)]

スクリーンの物理的な幅 (ミリメートル)。

この数字は、X クライアントがスクリーンサイズに関して X サーバに照会した時に X クライアントに対して提供されます。X サーバの動作には影響ありません。高さと幅の両方が 0 の場合、Reflection X は、ユーザのスクリーンの現在の解像度 (ピクセル) から設定を取得します。

[高さ (mm)]

スクリーンの物理的な高さ (ミリメートル)。

この数字は、X クライアントがスクリーンサイズに関して X サーバに照会した時に X クライアントに対して提供されます。X サーバの動作には影響ありません。高さと幅の両方が 0 の場合、Reflection X は、ユーザのスクリーンの現在の解像度 (ピクセル) から設定を取得します。

[黒と白のピクセル]

[調合色 (PseudoColor)、8 ビット色] などの動的な索引付きカラーマップに黒と白のピクセル値を設定します。使用可能な値は、黒=0白=255黒=0白=1、および黒=1白=0 です。

既定値は黒=0白=255 です。

注意:[天然色 (TrueColor)、24 ビット色] などの固定色または直接色のカラーマップでは、黒のピクセル値は常に 0 になり、白のピクセル値は常に 255 (または色の最大輝度) になります。

[クライアントのカラーマップでの黒と白の割り当て]

X クライアントのカラーマップエントリの作成時に共有されるように (読み取り専用)、黒と白のピクセルを割り当てます。

このオプションが無効になっている場合、黒と白のピクセルは割り当てられず、これ以降、それらの色を任意のクライアントが変更できるようになります。ただし、各色は引き続き [黒と白のピクセル] 設定に指定されたとおりに関連付けられます。

[線形ビジュアル]

X 端末ウィンドウの RGB (ガンマ) 補正値を設定します。これにより、コンピュータに取り付けられているハードウェアに指定された色をクライアントでより正確に変換できるようになります。

[単一深度ビジュアル]

X サーバが、[既定のビジュアルの種類] に指定したビジュアルの深度と同じ深度のビジュアルのみをアドバタイズするように強制します。

[最大カラーマップを 1 に設定する] のオプションも参照してください。

[タイトルバーの非表示]

コンピュータ画面いっぱいに Reflection X のスクリーンを表示し、タイトルバーを見えないようにします (タイトルバーの左上隅にある Reflection X メニューにはアクセスできなくなります)。X スクリーンを最小化するには、Reflection X コンテキストメニュー (このメニューにアクセスするには、タスクバーのクライアントのアイコンを右クリックします) にある [最小化] をクリックします。

関連項目

セッションの構成

色に関する問題