旧バージョンからのアップグレード
Reflection for the Web 5.x または 6.x
ローカルコンピュータやサーバに古いバージョンの Reflection for the Web がインストールまたはキャッシュされている場合は、以下の手順に従って最新バージョンの Reflection for the Web にアップグレードしてください。アップグレードする場合は、以下に示す手順を、その順序で実行することをお勧めします。
Reflection for the Web 5.x または 6.x からアップグレードするには、以下の手順に従います。
- Reflection for the Web 5.x または 6.x のアンインストール
- Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントのインストール
- 古いファイルのアップグレード
ステップ 1: Reflection for the Web 5.x または 6.x コンポーネントのアンインストール
注意: インストールの方法にかかわらず、Deployment Director の [外字] セクションを使用してカスタム文字を EBCDIC 値に割り当てていた場合、これらのマッピングを保持するには、[Reflection 管理サーバのインストール先]/ReflectionData/ ディレクトリにある udc.xml ファイルをコピーおよび保存してください。
注意:インストールの方法にかかわらず、Reflection セッションで [キー割り当てのエクスポート] コマンドを使用してキーボード割り当てファイルをエクスポートした場合は、バージョン 5.x または 6.x. をアンインストールする前に、キーボード割り当てファイルをアップグレードしてください。詳細については、
「外部キーボード割り当てファイルのアップグレード」
を参照してください。
Reflection for the Web 5.x または 6.x のファイルをサーバから削除します。以前のバージョンをアンインストールするには、以下の手順に従います。
- 自動インストーラを使用した場合は、以下のいずれかの手順に従います。
- Windows:[スタート] - [プログラム] - [WRQ Reflection for the Web] - [WRQ Reflection for the Web Uninstallation] をクリックします。
- Windows: [インストール先フォルダ]\_uninst\ フォルダから uninstaller.exe を実行します。
- Linux または Solaris: [インストール先フォルダ]/utilities/ ディレクトリから uninstaller.sh を実行します。ディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。
./uninstaller.sh
上記のいずれかの操作を実行することで、Reflection 管理サーバおよびセキュリティプロキシサーバの構成が維持されます。アンインストール時に、変更したファイルを保存するよう要求されます。
- アーカイブファイルを使用してインストールした場合は、これらのファイルとフォルダを保存してから、次のようにアンインストールを実行します。
- Reflection 管理サーバ:
[Reflection 管理サーバのインストール先]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/rweb/WEB-INF/ ディレクトリ
にある web.xml ファイルをコピーして保存します。
[Reflection 管理サーバのインストール先]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/rweb/ または
[Reflection 管理サーバのインストール先]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/rweb/WEB-INF/jsp/ ディレクトリ
のカスタマイズしたすべてのファイルをコピーして保存します。
[Reflection 管理サーバのインストール先]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/rweb/session/ ディレクトリ
の非保護の静的セッションをコピーして保存します。
これらのセッションは、webapps ディレクトリ内のほかのディレクトリに保存されている場合もあります。
[Reflection 管理サーバのインストール先]/ReflectionData/ ディレクトリ
をコピーして保存します。
cacerts をコピーして
[Reflection 管理サーバのインストール先]/_jvm/lib/security/ ディレクトリに保存します。
- セキュリティプロキシサーバ:
[セキュリティプロキシのインストール先]/conf/ ディレクトリおよび
[セキュリティプロキシのインストール先]/keystores/ ディレクトリ
をコピーおよび保存します。
これにより、server.properties ファイルおよび証明書が保存されます。
- メータリングサーバ:
[メータリングサーバのインストール先]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/rwebmeter/WEB-INF/ ディレクトリ
にある web.xml ファイルをコピーして保存します。
- サーブレット起動スクリプト:
[Tomcat のインストール先]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/conf/ ディレクトリ
にある Tomcat キーストアをコピーおよび保存します。
- Reflection for the Web コンポーネントをインストールしたディレクトリを削除します。
ステップ 2: Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントのインストール
次に、Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントをインストールします。以前のバージョンからアップグレードする場合は、以下の手順に従います。
- Web サーバからアクセスできない場所に Reflection for the Web 9.5 をインストールします。必ず、Web サーバからアクセスできないディレクトリを選択する必要があります。Reflection for the Web 9.5 を Reflection for the Web 5.x または 6.x と同じディレクトリ構造にインストールします。
- インストール手順
を選択して、その指示に従ってください。
ステップ 3: 古いファイルのアップグレード
自動インストーラを使用してインストールを行った場合:
Reflection 管理サーバおよびサーブレット起動スクリプトの設定は維持されています。ファイルをカスタマイズしたり、管理サーバの信頼されている証明書一覧に証明書を追加していなければ、これ以上のアップグレード手順は必要ありません。カスタマイズした設定の維持やインポートした証明書の維持を行う場合は、以下で説明されている手順に従います。JCE ポリシーファイル、UDC ファイル、その他のカスタマイズ済みファイル、または証明書をアップグレードするには、「すべてのインストールタイプについて」の手順に従います。セッションマネージャを使用して保存しなかったセッションまたは手動で編集したセッションをアップグレードするには、
「静的セッションのアップグレード」
の手順に従います。
セキュリティプロキシサーバのアップグレードは完了しています。セッションマネージャで既存の安全なセッションを編集したり、安全なセッションを新規作成できるように、セキュリティプロキシサーバ設定を管理者用 Web ステーションにエクスポートします。セキュリティプロキシウィザードを実行します。[保存] をクリックして設定を保存します。管理サーバに設定をエクスポートするよう要求されます。管理サーバ名、ポート、およびコンテキストが正しいことを確認してから、[エクスポート] をクリックします。
メータリングサーバのアップグレードは、このインストール処理ではサポートされていません。以前のインストールの設定を新しいインストールでも使用するには、テキストエディタで web.xml ファイルを開きます。この情報を参照し、メータリング構成インタフェースを使用して、バージョン 9.5 のメータリングサーバを構成します。構成の詳細については、
「メータリングコンポーネントの設定」を参照してください。
アーカイブファイルを使用してインストールした場合:
次のファイルが正しくコピーおよび編集されていることを確認します。
- Reflection 管理サーバ:
- 元の ReflectionData ディレクトリを Reflection 管理サーバの新しいディレクトリ構造にコピーします。
- [Reflection 管理サーバのインストール先]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/rweb/WEB-INF/
に新しい web.xml ファイルが作成されています。
新しいファイルをテキストエディタで開きます。
- 新しい web.xml ファイルの
rwebdata_location_placeholder
および
https_port_placeholder
に、ステップ 1 で保存した web.xml ファイルでの値を入力します。保存してあったファイルから切り取って貼り付けるか、直接入力します。
- 新しい web.xml ファイルを保存します。
- 古い cacerts を
[Reflection 管理サーバのインストール先]/_jvm/lib/security/ ディレクトリにコピーします。
- セキュリティプロキシサーバ:
ステップ 1 で保存した /conf/ および /keystores/ ディレクトリを、新しいセキュリティプロキシのインストールディレクトリにコピーします。
セッションマネージャで既存の安全なセッションを編集したり、安全なセッションを新規作成できるように、セキュリティプロキシサーバ設定を管理者用 Web ステーションにエクスポートします。セキュリティプロキシウィザードを実行します。[保存] をクリックして設定を保存します。管理サーバに設定をエクスポートするよう要求されます。管理サーバ名、ポート、およびコンテキストが正しいことを確認してから、[エクスポート] をクリックします。
- サーブレット起動スクリプト:
保存した Tomcat キーストアを
[インストール先のパス]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/conf/ にコピーします。
テキストエディタで、[インストール先のパス]/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/conf/server.xml を開きます。
HTTP ポートまたは HTTPS ポートに必要な変更を加えます。
すべてのインストールタイプについて:
次に必要な手順
- 管理者用 Web ステーションの起動
- セキュリティプロキシサーバの設定 (オプション)
- メータリングサーバの設定 (オプション)
インストールガイドホーム
準備
インストール
アップグレード
Web ステーションの起動
構成
削除