旧バージョンからのアップグレード

Reflection for the Web 4.x

Reflection for the Web バージョン 4.x をインストールしている場合は、以前のバージョンを削除してから Reflection for the Web バージョン 9.5 をインストールしてください。

  1. 以前のバージョンでの設定の保持
  2. Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントのインストール
  3. Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントのアップグレード
  4. 以前のバージョンの Reflection for the Web の削除

ステップ 1:以前のバージョンでの設定の保持

Reflection 管理サーバ
新しいディレクトリに最新版をインストールし、管理者用 Web ステーションや新しいインストールのツールを使用して古いファイルをアップグレードして、新しいインストールをテストするまでは、管理サーバの以前のインストール全体を保持しておきます。

セキュリティプロキシサーバ
セキュリティプロキシの 5.0 より前のバージョンからのアップグレードはサポートされなくなりました。バージョン 9.5 の機能を利用するために、最新版をインストールし、設定を新規に作成することをお勧めします。詳細については、 「セキュリティプロキシサーバの設定」を参照してください。

メータリングサーバコンポーネント: 設定の保持
バージョン 4.x のメータリングサーバをインストールしてある場合は、以下の手順に従います。

新しいバージョンのメータリングコンポーネントをインストールする前に、現在インストールされているサーブレット起動スクリプトからメータリングの設定を取得しておきます。例えば、Reflection for the Web バージョン 4.5 では、メータリングコンポーネントに ServletExec サーブレット起動スクリプトが付属しています。以下の手順に従って、 ServletExec からメータリングの設定を取得します。

  1. ServletExec を起動し、ServletExec Admin Web サイトを開きます。

  2. [Servlets] の下で、左側のナビゲーションパネルにある [Configure] をクリックします。

  3. [Servlet Name] の下に表示される [Configure Servlets] ページで、[EVmeter] をクリックします。

  4. [Edit Servlet] ページを印刷します。このページには、EVmeter に設定されるパラメータがすべて一覧表示されます。

  5. ステップ 2 と 3 を EVreport に対して繰り返します。

メータリングサーバコンポーネント: IIS ポート競合の解決
アップグレードした端末セッションは、新しいバージョンのメータリングサーバ上でも、以前のバージョンで使用していたのと同じポートを使用します。以前のバージョンの Reflection for the Web では、メータリングサーバは、既定の設定では IIS 内の ServletExec と動作するようになっていました。そのため、以前のバージョンで構成したすべてのメータリング対象セッションを新しいバージョンでも引き続き機能させるためには、次のいずれかの手順を実行する必要があります。

ステップ 2:Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントのインストール

次に、Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントをインストールします。Reflection 管理サーバは必須のコンポーネントです。セキュリティプロキシサーバとメータリングサーバはオプションです。以前のバージョンからアップグレードする場合は、以下の手順に従います。

ステップ 3:Reflection for the Web 9.5 のコンポーネントのアップグレード

セキュリティプロキシサーバ
セキュリティプロキシの 5.0 より前のバージョンからのアップグレードはサポートされなくなりました。バージョン 9.5 の機能を利用するために、最新版をインストールし、設定を新規に作成することをお勧めします。詳細については、 「セキュリティプロキシサーバの設定」を参照してください。

メータリングサーバ
Reflection for the Web バージョン 4.x でメータリングサーバを使用していた場合は、新しいバージョンのサーバを構成します。以前のバージョンのメータリングサーバをアンインストールする前に、 「メータリングコンポーネントの設定」 セクションの手順に従ってください。ステップ 1 で取得した設定を使用して、新しいインストールを構成します。

Reflection 管理サーバ
管理者用 Web ステーションを 開き、[アップグレード] セクションに移動してください。「Reflection for the Web 4.5、4.1、または 4.0 からのアップグレード」または「Reflection for the Web 4.1 日本語版からのアップグレード」を開き、「ステップ 3: Reflection for the Web のコンポーネントのアップグレード」を参照してください。用意されているツールを使用し、アップグレードページで説明されている手順に従って、ファイルを更新します。次の種類のファイルや設定値を更新できます。

端末セッションツールを使用しないでセッションを保存した場合、またはHTML を手動で編集した場合は、 静的セッションの移行ウィザードを使用してセッションをアップグレードしてください。

ステップ 4:以前のバージョンの Reflection for the Web の削除

Reflection for the Web 9.5 のインストール、古い設定値の移行、インストールしたバージョンのテストが完了したら、サーバと管理者のワークステーションから以前のバージョンの Reflection for the Web を削除します。

注意: セキュリティプロキシサーバをアップグレードした場合でも、以前のバージョンの server.properties ファイルを使用することにした時は、以前のバージョンのセキュリティプロキシをアンインストールしないでください。

以前のバージョンの Reflection for the Web をアンインストールするには、以下の手順に従います。

次に必要な手順