Reflection のインストール

管理サーバ

Reflection Administrator 管理サーバ (エミュレーションと管理) は、サーブレット起動スクリプト内のサーブレットとして実行する必要があります。Reflection for the Web に付属のサーブレット起動スクリプト以外のスクリプトを使用する場合は、そのサーブレット起動スクリプトのマニュアルを参照して、Web アプリケーションのインストール先や設定内容について確認してください。

Reflection とともに自動インストールされるもの (Tomcat) とは異なるサーブレット起動スクリプトを使用する場合や、対応する自動インストーラが用意されていないプラットフォームに Reflection をインストールする場合、または何らかの理由で自動インストールを実行できない場合は、rweb.zip または rweb.war を使用して管理サーバをインストールします (アーカイブファイルは、使用しているプラットフォームの CD-ROM の install\nonautomated\ に収録されています)。

rweb.zip または rweb.war のインストール

すでに tomcat.zip をインストールしている場合は、以下の手順に従ってください。

  1. rweb.war ファイルを使用している場合、webapps ディレクトリ内に rweb ディレクトリを作成します。rweb ディレクトリのパスは

       /usr/local/ReflectionServer/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/rweb/ です。

    この手順では、UNIX または Linux でのインストール用のサンプルパスを使用してます。この例における Windows のパスは    c:\Program Files\ReflectionServer\jakarta-tomcat-[バージョン番号]\webapps\rweb\ です。

    rweb.zip ファイルを使用している場合は、ファイルを解凍したときに rweb ディレクトリが作成されます。rweb.zip を /usr/local/ReflectionServer/jakarta-tomcat-[バージョン番号]/webapps/ に解凍します。

  2. ディレクトリ構造を見て、rweb ディレクトリが webapps ディレクトリ内にあり、また rweb ディレクトリが重複していないことを確認してください。

管理サーバの構成

  1. メモ帳などのテキストエディタで web.xml ファイルを開きます。ファイルのパスは /usr/local/jakarta-tomcat-[version number]/webapps/rweb/WEB-INF/web.xml です。

  2. web.xml ファイルで、rwebdata_location_placeholder の値を /usr/local/ReflectionServer/ReflectionData (定義したディレクトリの場所と名前) に変更し、https_port_placeholder の値を HTTPS ポート番号に変更します。指定する HTTPS ポートは未使用のものでなければなりません。既定値は 443 です。変更後の行は次のようになります。

    <context-param>
      <param-name>ReflectionData</param-name>
       <param-value>/usr/local/ReflectionServer/ReflectionData</param-value>
    </context-param>
    <context-param>
       <param-name>sslport</param-name>
       <param-value>443</param-value>
    </context-param>

  3. 既定の設定を使用しなかった場合は、/usr/local/jakarta-tomcat-[version number]/conf/ にある server.xml を編集します。SSL のポート、非 SSL (non-SSL) のポート、および非 SSL の redirectPort の値を変更します。これらのポート番号が別の場所で使用されていないことを確認してください。

  4. Web アプリケーションへのアクセスに HTTPS を使用する必要があり、tomcat.zip を使用してインストールした場合は、 証明書ウィザードを使用して証明書をインポートまたは作成します。

管理サーバをインストールして、この初期構成が完了したら、 サーブレット起動スクリプトを開始して、管理者用 Web ステーションを実行します。

次に必要な手順