旧バージョンからのアップグレード
静的セッション
セッションマネージャ (以前のバージョンでは端末セッションツール) を使用して Reflection for the Web 端末セッションが作成または変更されると、保護されたセッションは、自動インストーラを使用したアップグレード処理中にアップグレードされるか、手動インストールを行った後で起動時 (Tomcat サーバの起動時) にアップグレードされます。
次のいずれかに該当する場合は、下記の手順に従ってください。
- セッションマネージャまたは端末セッションツールを使用してセッションを保存しなかった場合
- セッションの HTML が手動で変更された場合
- 何らかの理由で静的セッションをアップグレードする必要がある場合
注意:構成ファイルに含まれていないキーボード割り当てファイルがある場合は、セッションをアップグレードする前に、これらのファイルをアップグレードする必要があります。まず、下記の「外部キーボード割り当てファイルのアップグレード」の手順に従ってください。
- コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを次の場所に変更します。
[インストール先のパス]\ReflectionServer\jakarta-tomcat-[バージョン番号]\webapps\rweb\WEB-INF\lib
- 指定した構成ファイルをアップグレードするには、同じコマンドラインに 1 行で適切な構文 (下記を参照) を入力します。赤字の項目は必ず指定する必要があります。
- 言語。使用する言語をコマンドラインで指定します。ドイツ語 (de)、英語 (en)、フランス語 (fr)、または日本語 (ja) を指定できます。
- 構成ファイルのディレクトリ名または構成ファイル名の相対パスまたは絶対パス(アップグレードを実行しているマシンから、このファイルまたはフォルダにアクセスできる必要があります)。
- Microsoft JVM を実行している場合は、次のコマンドを 1 行で入力します。
jview -cp:p microstar.jar;RWebServlet.jar com.wrq.util.upgrade.ConfigUpgrade -locale <de|en|fr|ja> <ファイル名|ディレクトリ>
- Sun JVM を実行している場合は、次のコマンドを 1 行で入力します。
java -classpath microstar.jar;RWebServlet.jar com.wrq.util.upgrade.ConfigUpgrade -locale <de|en|fr|ja> <ファイル名|ディレクトリ>
コマンドラインの入力例
例えば、Sun JVM を実行している場合に、session フォルダの構成ファイルをアップグレードして、Reflection for the Web の英語バージョンで使用するには、以下の情報を入力します。
- コマンドプロンプトで、カレントディレクトリを変更して次の場所にします。
C:\Program Files\ReflectionServer\jakarta-tomcat\webapps\rweb\WEB-INF\lib>
- コマンド、言語、session フォルダの場所を 1 行で次のように入力します。
java -classpath microstar.jar;RWebServlet.jar com.wrq.util.upgrade.ConfigUpgrade -locale en "C:\Program Files\Reflection Server\jakarta-tomcat\webapps\rweb\session"
外部キーボード割り当てファイルのアップグレード
キーボード割り当てファイルをエクスポートした場合 (Reflection 端末セッションで [キー割り当てのエクスポート] コマンドを使用)、これらのキー割り当てファイルは構成ファイルに含まれていないので、ほかのファイルをアップグレードする際に、キーボード割り当てファイルもアップグレードする必要があります。Reflection for the Web のキーボード割り当てファイルをアップグレードするには、以下の手順に従います。
- この手順で使用するファイルを格納するために、KeymapConvert という名前の一時的なフォルダをローカルコンピュータ上に作成します。
- バージョン 6.x の場合は、管理者用 Web ステーション、セッションマネージャの順に開きます。
バージョン 5.x の場合は、管理者用 Web ステーション、Deployment Director の順に開きます。
- アップグレードするキーボード割り当てに対応した種類のセッションを追加し、そのセッションに KeymapConvert という名前を付けます。
- バージョン 6.x の場合は、[起動] をクリックして、[管理] - [キー割り当てのインポート] を選択します。
バージョン 5.x の場合は、[構成] タブに移動して、[構成] をクリックして端末セッションを開始し、[管理] - [キー割り当てのインポート] を選択します。
- 古いキーボード割り当てファイルを探して選択し、[開く] をクリックします。
- バージョン 6.x の場合は、セッションウィンドウを閉じて、[保存/終了] をクリックします。
バージョン 5.x の場合は、[構成] タブの [セッションを保存して終了] をクリックします。
- Reflection for the Web を閉じます。
- Reflection for the Web 7.0 にアップグレードして Reflection 管理サーバを起動すると、セッションもアップグレードされます。
次に必要な手順
- 管理者用 Web ステーションの起動
- セキュリティプロキシサーバの設定 (オプション)
- メータリングサーバの設定 (オプション)
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