Reflection のインストール

セキュリティプロキシ

セキュリティプロキシサーバとセキュリティプロキシウィザードを実行するには、Java Runtime Environment (JRE) 1.2 以降がコンピュータにインストールされ、構成されている必要があります。

Reflection とともに自動インストールされるもの (Sun JRE 5.0) とは異なる Java Runtime Environment を使用する場合や、対応する自動インストーラが用意されていないプラットフォームに Reflection をインストールする場合、または何らかの理由で自動インストールを実行できない場合は、rwebproxy.zip を使用してセキュリティプロキシをインストールします (アーカイブファイルは、使用しているプラットフォームの CD-ROM の install\nonautomated\ に収録されています)。

rwebproxy.zip のインストール

  1. 製品 CD の \install\nonautomated\ ディレクトリで rwebproxy.zip ファイルを検索します。
  2. rwebproxy.zip を任意のディレクトリに解凍します。自動インストールの既定のパスは、[Reflection 管理サーバのインストール先]\securityproxy\ です。

セキュリティプロキシの構成

セキュリティプロキシコンポーネントには、セキュリティプロキシウィザードとセキュリティプロキシサーバが含まれます。これらは、手動でインストールした場合、追加の初期構成が必要になります。

Windows

  1. テキストエディタで、[インストール先のパス]\securityproxy\bin\ フォルダにある SecurityWizard.bat ファイルと SecurityProxy.bat ファイルを開きます。両方のファイルで次の編集を行います。

  2. JAVA_EXE 行に java.exe のパスを追加します。例えば、変更後の行は次のようになります。

        set JAVA_EXE=C:\Sun\AppServer\jdk\bin\java.exe

  3. コマンドプロンプトで securityproxy フォルダから直接ウィザードを実行する場合は、既定のディレクトリ設定を維持します。それ以外の場合は、lib フォルダの完全なパスを入力します。例えば、次のような行になります。

        set LIB_DIR=C:\Program Files\ReflectionServer\securityproxy\lib

  4. 1.4 より前のバージョンの Java を使用している場合は、次の行のコメントを解除します。

        set CP=%LIB_DIR%/KeyToolsPro_jdk1-2.jar;%CP%

    次に、Java バージョン 1.4 以降で使用される KeyToolsPro ファイルを含む行をコメントアウトします。

  5. 変更内容を保存します。

UNIX または Linux の場合

セキュリティプロキシウィザードでは、X11 ウィンドウにグラフィカルインタフェースを表示する必要があります。X ウィンドウのコンソール、または Reflection X に付属の X セッションを使用して、端末ウィンドウを開きます。

  1. テキストエディタで、[インストール先のパス]/securityproxy/bin/ ディレクトリにある SecurityWizard.sh ファイルを開きます。

  2. JAVA_EXE 行に java のパスを追加します。例えば、変更後の行は次のようになります。

        set  JAVA_EXE=/usr/java/jdk/bin/java

  3. securityproxy から直接ウィザードを実行する場合は、既定のディレクトリ設定を維持します。それ以外の場合は、lib ディレクトリの完全なパスを入力します。例えば、次のような行になります。

        set  LIB_DIR=/usr/local/ReflectionServer/securityproxy/lib

  4. 1.4 より前のバージョンの Java を使用している場合は、次の行のコメントを解除します。

        CP=$CP:"${LIB_DIR}/KeyToolsPro_jdk1-2.jar"

    次に、Java バージョン 1.4 以降で使用される KeyToolsPro ファイルを含む行をコメントアウトします。

  5. 変更内容を保存します。

  6. [インストール先のパス]/securityproxy/bin/SecurityProxy.sh をテキストエディタで開きます。

  7. JAVA_HOME 行に、bin ディレクトリの上位ディレクトリのパスを追加します。変更後の行は次のようになります。

        JAVA_HOME=/usr/java/jdk

  8. セキュリティプロキシを既定のフォルダにインストールした場合は、既定の WRQ_PROXY_HOME 設定を維持します。それ以外の場合は、セキュリティプロキシの完全なパスを入力します。例えば、変更後の行は次のようになります。

        WRQ_PROXY_HOME=/usr/ReflectionServer/securityproxy

  9. 1.4 より前のバージョンの Java を使用している場合は、次のプロキシクラスパス行のコメントを解除します。

    PROXY_CLASSPATH=$WRQ_PROXY_HOME/lib/KeyToolsPro_jdk1-2.jar:$PROXY_CLASSPATH

    次に、Java バージョン 1.4 以降で使用される KeyToolsPro ファイルを含む行をコメントアウトします。

  10. 変更内容を保存します。

セキュリティプロキシサーバをインストールして、この初期構成が完了したら、 管理サーバのセキュリティ証明書を生成またはインポートします。

次に必要な手順