コンポーネントの構成

セキュリティプロキシの実行

プロキシサーバコンピュータの server.properties ファイルを作成したら、次の手順に従ってセキュリティプロキシサーバを実行し、Reflection 端末セッションからの接続を暗号化できるようにします。

セキュリティプロキシサーバの起動

Windows

Windows NT 以降の Windows が稼動しているコンピュータで自動インストールを行った場合、サーブレット起動スクリプトを NT サービスとしてインストールすることを選択でき、これを選択するとサーブレット起動スクリプトが自動的に起動します。サービスを起動または停止するには、Windows の [コントロールパネル] - [管理ツール] - [サービス] に移動し、[Reflection Security Proxy] を選択します。

自動インストールを行わずにセキュリティプロキシサーバを NT サービスとしてインストールしていない場合は、以下の手順を実行してセキュリティプロキシサーバを実行します。

  1. [スタート] - [プログラム] - [Attachmate Reflection Administrator] - [セキュリティプロキシの起動] をクリックします。

  2. server.properties ファイルのパスを入力するか、または既定値を使用します。例えば Windows の既定のフォルダにインストールした場合、既定のパスは次のようになります。

    c:\Program  Files\ReflectionServer\securityproxy\conf\server.properties

  3. [次へ] をクリックします。コマンドプロンプトウィンドウが開き、「プロキシサーバが初期化されました」というメッセージが表示されます。

アーカイブファイルを使用してセキュリティプロキシサーバをインストールし、初期構成が完了している場合は、コマンドウィンドウから SecurityProxy.bat を実行します。

  1. コマンドプロンプトウィンドウで、[インストール先のパス]\securityproxy\bin\ に移動します。

  2. SecurityProxy.bat ..\conf\server.properties」と入力します。

  3. プロキシサーバが初期化されました」というメッセージが表示されます。

UNIX プラットフォームまたは Linux プラットフォームの場合

[インストール先のパス]/securityproxy/bin/ ディレクトリにある SecurityProxy.sh ファイルを実行するには、端末ウィンドウで次のコマンドを入力します。

    ./SecurityProxy.sh start

UNIX または Linux 上でのセキュリティプロキシの自動起動と自動停止

以下の手順に従って、システムの起動時または終了時にプロキシを起動または停止します。

  1. テキストエディタで、次のフォルダにある、シェルスクリプトである SecurityProxy.bat を開きます。     [インストール先のパス]/securityproxy/bin/

  2. スクリプトを編集して、必要な次の変数の値を設定します。

         WRQ_PROXY_HOME (絶対パスを指定)
         JAVA_HOME


  3. 変更した SecurityProxy.sh を保存し、次の場所にコピーします。

         /etc/rc.d/init.d

  4. オペレーティングシステムに応じて次の手順を変更してください。

結果として、UNIX または Linux システムが起動または終了した時に、プロキシサーバが自動的に起動または終了します。

セキュリティプロキシサーバのオプション

コマンドラインまたはコマンドプロンプトからセキュリティプロキシサーバを実行する場合に使用できるコマンドラインオプションは次のとおりです。

パラメータ 説明
-s 通常セキュリティプロキシサーバの起動時に表示される著作権情報と初期化メッセージを非表示にします。
-noAlerts セキュリティプロキシサーバから SSL 警告メッセージが送信されないようにします。これにより、サーバが使用するプロトコルがわからなくなるため、セキュリティが強化されます。
-locale [en|fr|de|ja] メッセージを出力する言語 (英語、フランス語、ドイツ語、日本語) を指定します。

次に必要な手順