バックグラウンドタスクとしてのスクリプトの実行

Reflection がユーザとのやりとりなしでバックグラウンドで実行されるようにスクリプトを作成して、FTP クライアントを構成することができます。 次の手順に従います。

  • ショートカットを作成して起動コマンドが自動的にスクリプトを実行するようにします。 [実行] ボックスで [最小化] を選択して、FTP クライアントがデスクトップ上で最小化された状態で実行されることを指定します。
  • 特定のサイトに接続するために必要なユーザ名、パスワード、中継設定が保存されているサイトに接続するスクリプトを使用します。 これによって、クライアントが接続情報を要求する必要がなくなります。
  • QUIT コマンドを組み込むと、スクリプトが完了した時にクライアントを終了させることができます。
  • 次の SET パラメータを使って、クライアントのメッセージとプロンプトが表示されないようにします。

    設定

    使用方法

    QUIET-STATUS

    YES に設定して接続と転送の進行状況ダイアログボックスとディレクトリ定義ウィザードが表示されないようにします。

    SMART-TYPE-DEFAULT

    ASKUSER に設定しないでください。 ASKUSER に設定すると、未定義の拡張子を持つファイルの転送時にその転送方式をユーザに尋ねることになります。

    TRANSFER-DISPOSITION

    PROMPT に設定しないでください。 PROMPT に設定すると、転送先に存在するファイルの処理方法をユーザに尋ねることになります。

    CONFIRM-DELETE

    NO に設定し、フォルダまたはファイルを削除する前にユーザに確認しないようにします。

    RESUME-PARTIAL-TRANSFERS

    ASKUSER に設定しないでください。 ASKUSER に設定すると、FTP クライアントは未完了のサーバファイルのダウンロードを検出した場合に、その転送を再開するかどうかをユーザに尋ねます。

関連項目

スクリプトの実行

FTP クライアント設定の保存

サイトに接続するショートカットの作成

FTP クライアント起動スイッチ

起動時にスクリプトファイルを実行する

SET