ホストの受信速度を上回る速さで Reflection からホストへデータが送信される場合があります。 例えば、クリップボードのテキストをホストエディタ (EDT など) へ貼り付けた場合、ホストのバッファがいっぱいになってしまう可能性があります。
文字間の遅延を設定しておけば、一連のブロックの文字をホストに送信する際、各文字の後の Reflection の待ち時間を指定できます。
ここで設定した遅延時間は、ファイル転送時の文字送信にも影響を与えます。 例えば、通信速度 9600 で遅延時間を 3 に設定すると、実際のデータ転送速度は約 2400 ビット/秒に低下します。
VMS ホストの場合、端末の HOSTSYNC 特性を設定すると、データ貼り付け時のホストバッファのオーバフローを回避できます。 この処理を行うには、以下のコマンドを DCL プロンプトに入力します。 SET TERMINAL/HOSTSYNC
下位互換性を確保できるよう、1 字送信の遅延時間として最大 255 まで指定できます。ただし、Reflection では最大値が必ず 100 に設定されます。
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