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事前認証の無効化

Reflection Kerberos クライアントは、既定で KDC に事前認証を行います (推奨)。ただし、ネットワーク内の KDC と互換性がない場合、事前認証を無効にすることができます。

事前認証では、Reflection Kerberos クライアントはユーザにパスワードを入力するように要求し、このパスワードから得られた鍵を使用してタイムスタンプを暗号化します。Reflection Kerberos クライアントは、KDC に対する認証要求にこのタイムスタンプを含めます。KDC がユーザの鍵 (同じアルゴリズムを使用して同じパスワードから得られる鍵) を使用してタイムスタンプを解読できると、そのユーザがパスワードを知っていることが証明されます。

事前認証を無効にするには

  1. Kerberos マネージャを起動します。
  2. [構成] - [レルムの構成] コマンドを選択します。
  3. [構成] タブで、[レルムの一覧] からレルムを選択し、[プロパティ] をクリックします。
  4. [レルムの既定値] タブをクリックします。
  5. [事前認証] ボックスで、[なし] を選択し、[OK] をクリックします。

関連項目

[レルムの既定値] タブ (レルムのプロパティのダイアログボックス)