信頼された場所の追加
「信頼された場所」とは、ファイルを開くことに関して安全なソースとして指定されたディレクトリです。既定では、Reflection 2011 は、Reflection 設定で信頼された場所として指定されたディレクトリにおいてのみドキュメントを開くことをユーザに許可します。Reflection 2011 は、プログラムディレクトリ内のワークスペースファイル (Application.settings) で 3 つの信頼された場所を指定します。
ユーザが別の場所を追加すると、それらの場所は、ユーザデータディレクトリフォルダ内の Application.settings ファイルに保存されます。信頼された場所を追加する場合は、このファイルを配布する必要があります。
信頼された場所を設定するには
- Reflection をインストールしたワークステーションで、(ショートカットを設定した場合は) デスクトップショートカットから Attachmate カスタム設定ツールを開きます。または、次のようにコマンドラインから開きます。
path_to_setup\setup.exe /admin
- [カスタム設定の選択] ダイアログボックスで、[コンパニオンインストーラを新規作成する] を選択し、[OK] をクリックします。
- ナビゲーション画面で、[インストール場所の指定] をクリックします。
- [インストールの種類] で、[インストールするユーザのみにインストールする] をオンにします。
- ナビゲーション画面で、[ユーザ設定の変更] をクリックします。
- [ユーザ設定の変更] パネルの [アプリケーション - 設定] で、[Reflection 2011 - ワークスペースの設定] を選択して、[定義] をクリックします。
- [トラストセンター] で、[信頼された場所の指定] をクリックし、[新しい場所を追加] をクリックします。
- [パス] で、追加する場所を参照します。
- 信頼された場所内のすべてのフォルダを信頼するには、[サブフォルダ] をクリックします。
- [OK] をクリックして [Reflection ワークスペース] ダイアログボックスを閉じます。
- コンパニオンファイルを管理者用インストールポイントに保存します。
注意:これらの設定は Application.settings ファイルに自動的に保存され、コンパニオンファイルは、このファイルを [AppDataFolder]\Attachmate\Reflection\Workspace\<app_data_folder> (単一ユーザの場合) または [CommonAppDataFolder]\Attachmate\Reflection\Workspace\<app_data_folder> (すべてのユーザの場合) に配布するように自動的に構成されます。このファイルは、Reflection 2011 R2 以降を配布している場合にのみ、すべてのユーザに配布できます。Reflection 2011 の最初のバージョンは、このファイルのすべてのユーザへの配布に対応していません。
このディレクトリ内の最後のフォルダ名 (<app_data_folder>) は、Reflection のバージョンに固有です。Reflection 2011 の最初のバージョンの場合、このフォルダは R2011 です。以降のバージョンでは、R2011_バージョン名となります。例えば、Reflection 2011 R2 の場合、このフォルダは R2011_R2 です。
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