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新機能

Reflection 2011 リリース 3 には、いくつかの重要な新機能が含まれています。

  • 情報プライバシ機能では、クレジットカード番号やその他の機密データを画面上および生産性機能で、マスクすることができます。
  • Reflection ワークスペースで、ブラウザモードのユーザインタフェースを構成できるようになりました。新しいユーザインタフェースでは、端末エミュレーションの画面専有面積を最大化しながらも、使い慣れたルックアンドフィールを提供します。
  • Reflection .NET API 内の新しい端末ユーザコントロールでは、標準的な Windows 形式のアプリケーションまたは Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーションで Reflection セッションを組み込めます。

情報プライバシ

組織が PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) の要件を満たすように、Reflection は、ホスト画面または画面履歴などの生産性機能で入力または保存されているクレジットカードまたはデビットカードのデータを自動的に保護します。Reflection の情報プライバシ機能は、機密データの扱いについてユーザの要件を満たす柔軟なソリューションを提供するよう設計されています。情報プライバシを使用すると、以下の事が可能となります。

  • 端末エミュレーションセッションで機密情報をマスクします。
  • 機密情報の入力時に内容をマスクします。
  • クレジットカードデータをマスクすることにより、PCI DSS の要件を遵守します。
  • すべての接続 (またはワイヤレスのみ) に対して安全で暗号化された接続を要求します。

詳細については、「情報プライバシ」を参照してください。

[ブラウザ] インタフェースモード

画面内でインタフェースが占める面積を最も小さくしたい場合は、Reflection の [リボン] の代わりに新しい Reflection の [ブラウザ] インタフェースを使用するように Reflection を構成できます。Reflection の [ブラウザ] では、画面の専有面積の使用が最大化される最新の Web ブラウザのインタフェースと似たルックアンドフィールを採用しています。[リボン] と同じ機能を提供するほか、コマンドへのアクセス方法およびホストへの接続方法も追加されています(「ブラウザの使用」を参照してください)。

[Reflection] ボタン

端末ユーザコントロール

Reflection API の新しい端末ユーザコントロールでは、Windows アプリケーションに組み込んで、別のアプリケーションまたは異なるデータソースと合わせて、Windows 形式での端末画面を提供できます。

この端末コントロールは、.NET プログラムで使用および構成するように設計されています。Visual Studio のプロジェクトツールボックスに追加した後、その他のコントロールのようにフォームに追加できます。コントロールの詳細については、「Reflection 2011 .NET API ガイド」を参照してください。