ユーザインタフェース

Attachmate Reflection 2008 は「リボン」と呼ばれるユーザインタフェースを使用します。これは Microsoft Windows Vista および Office 2007 と同じ外観と操作性を採用しています。

ワークスペースとレイアウト

Reflection におけるほとんどの作業は、「ワークスペース」と呼ばれるアプリケーションフレーム内で行います。ワークスペースは次の要素を組み込んでいます。

 

[Reflection] ボタン

[Reflection] ボタン

この Attachmate のロゴの付いたボタンから、レイアウトオプション、アプリケーションおよびドキュメントの設定、最近使用したドキュメントの一覧などがある製品メニューにアクセスできます。

 

クイックアクセスツールバー

クイックアクセスツールバー

左上隅にあるこのツールバーから、標準的なタスクを実行したり、ドキュメントの設定にアクセスできます。

 

[検索]

現在のドキュメントを検索したり、関連付けられたドロップダウンメニューを使用して、開いているすべてのドキュメント、画面履歴、デスクトップ、Reflection のヘルプシステム、または Web を検索します。

製品内の別の場所からは、設定ページ、ヘルプシステム、または Attachmate サポートサイトも検索できます。

 

[ヘルプ]

[ヘルプ] ボタン

[検索] ボックスの右にあるこのボタンをクリックして、Reflection ヘルプシステムを開きます。または、関連付けられたドロップダウンメニューを使用して VBA または API のマニュアルにアクセスしたり、Attachmate サポートサイトを起動したりします。

 

Ribbon (リボン)

クイックアクセスツールバーとドキュメントウィンドウの間にある領域がリボンです。リボンは、コマンド、ボタンなどコントロールを各タスク領域用のタブに編成する、動的で折りたたみ可能なデバイスです。

リボン内の任意のタブをダブルクリックすると、リボンの表示と非表示を切り替えられます。または、キーボードショートカットを割り当てて、キーストロークでリボンの表示と非表示を切り替えることもできます。既定の 3270 または 5250 キーボードの割り当てを使用しているセッションでは、この操作が [CTRL] + [F1] にすでに割り当てられています。

メニューおよびツールバーを使用できるようにするためのクラシック UI オプションもあります。クラシック UI を使用している場合、ワークスペースで開けるドキュメントは 1 つのみで、その他の機能が使用できないことがあります。

 

[ドキュメントウィンドウ]

ドキュメントウィンドウとは、端末セッションまたは Web ページが表示される領域です。

ドキュメントウィンドウのサイズを拡大するには、リボンを非表示にするか、または全画面モードを選択します。全画面表示モードでは、Reflection によってドキュメントウィンドウが画面全体に表示され、ドキュメントを表示するスペースが拡大されます。

ワークスペース内のドキュメントは、既定ではタブに表示されます。上下に並べるか、重ねて表示できるウィンドウにドキュメントを表示するよう選択することもできます。

 

[ステータスバー]

拡張されたステータスバーでは、テキストとアイコンを組み合わせて、端末セッションの名前や接続状況、Web セッションの URL、画面モード、現在の転送モードなど、選択したタブに関する情報を表示します。

 

[タスク画面]

画面履歴、またはスクラッチパッドなどの生産性機能を選択すると、ドキュメントタブの横にタスク画面が開かれます。これらの画面は移動やサイズの変更が可能なほか、内容を独立したファイルとして保存できます。

注意: ファイルを後で再度開くには、信頼された場所に保存する必要があります。

ワークスペースのサイズと場所、開いているすべての端末セッション、Web ページ、タスク画面を合わせてレイアウトと呼びます。レイアウトの設定は、ファイルに保存することができます。レイアウトを再び開くと、保存されているドキュメントが自動的に開き、ワークスペースが指定したサイズと位置に再配置されます。

ドキュメント

ドキュメントとは、端末セッション、Web ページ、プリンタセッション、または FTP クライアントセッションの設定と動作を指定するファイルです。

ドキュメントを開くと、関連するセッションまたは Web ページが、ワークスペース (端末セッションまたは Web ページの場合) または別ウィンドウ (プリンタセッションまたは FTP クライアントセッションの場合) に開きます。

端末セッションのドキュメントには、ホスト固有の情報の構成設定が含まれます。また、セッションの外観の制御に使用されるファイル (テーマファイルなど) や、入力およびテキスト処理を制御するファイル (キーボードの割り当てファイルやリボンファイルなど) へのポインタも含まれます。

ワークスペースでは、端末セッションまたは Web ページをいくつでも開いたり、[最近使用したドキュメント] 一覧から再度開くことができます。レイアウトで別の名前を指定しないかぎり、タブラベルにはドキュメント名が表示されます。選択したドキュメントの名前はワークスペースのタイトルバーに表示されます。

[外観]

ワークスペースのドキュメントの外観は、テーマを使用して制御できます。テーマは、テキストと背景のカラーモデル、カーソルの種類、およびセッションレベルのイベントのサウンドを組み合わせたものです。

また、ワークスペースおよびリボンの背景の配色、およびワークスペースイベントのサウンドを選択することもできます。

このセクションの内容

Reflection の構成

キーボードを使用した Reflection の操作

UI 言語の変更

クイックアクセスツールバーのカスタマイズ

色設定の構成

カーソルスタイルの選択

イベントにサウンドを割り当てる

[ドキュメントの新規作成] ダイアログボックスを表示しない

クリップボードの使用 (3270 および 5250)

クリップボードを使用したホストデータの入力または統合

端末画面のテキストを選択して印を付ける

ワークスペースの配置構成

レイアウトの使用

リボンのカスタマイズ

[リボンの最小化]

[ドキュメントの新規作成] ダイアログボックス

[ワークスペース設定の構成] ダイアログボックス

[テーマの管理] ダイアログボックス

[テーマファイルの選択] ダイアログボックス

[テーマの変更] ダイアログボックス (3270 端末セッション)

[テーマの変更] ダイアログボックス (5250 端末セッション)

[テーマの変更] ダイアログボックス (VT 端末セッション)

[テーマファイルの新規作成]