Secure Shell の概要

信頼するホストと PC 間の安全での暗号化された通信を、安全でないネットワーク上で行う場合は、Secure Shell 接続を構成できます。Secure Shell 接続では、クライアントユーザとホストコンピュータの両方が認証され、すべてのデータが暗号化されます。Telnet、FTP、または rlogin を使用する場合、パスワードがプレーンテキスト形式のままネットワークを介して送信されることは絶対にありません。

暗号化の規格

暗号化によって、転送中のデータの秘密性が保護されます。これは、送信前のデータを秘密鍵および Cipher を使って暗号化することで実施されます。受信されたデータは同じ鍵と Cipher を使用して解読される必要があります。 指定したセッションに使用される Cipher は、クライアントの優先順位の最上位にある Cipher であり、サーバもまたこの最上位の Cipher に対応します。 [Reflection Secure Shell の設定] ダイアログボックスの [暗号化] タブを使用して、Secure Shell 接続で使用される暗号を指定できます。

Attachmate Reflection 2008 は、以下のデータ暗号化規格に対応しています。

  • DES (56 ビット)
  • Arcfour (40 ビットまたは 128 ビット)
  • TripleDES (168 ビット)
  • Cast (128 ビット)
  • Blowfish (128 ビット)
  • AES (Rijndael) (128 ビット、192 ビット、または 256 ビット)

関連項目

Secure Shell を使用した接続

Secure Shell による接続 (FTP クライアント)

Secure Shell 構成ファイル

Secure Shell とは