![]() Secure Shell セッションにおける接続の再利用接続を再利用することによって、すでに確立されている Secure Shell 接続に別の Secure Shell セッションを追加できます。この簡単な例が光ファイバケーブルで、外側のパイプで接続を行い、さまざまな光ファイバストランド (セッションとトンネル) がルーティングされます。追加セッションには、新しい Reflection Secure Shell 端末セッション、新しい Reflection SFTP ファイル転送セッション、転送された X11接続、SSH トンネルを介したポート転送用に構成された通信、または Reflection Secure Shell コマンドラインユーティリティの 1 つを使用して確立された接続などがあります。 確立されている Secure Shell 接続を再利用する場合、認証処理を繰り返す必要はありません。新しいセッションでは、最初の接続に構成されたすべての Secure Shell 設定を必ず使用します。認証方式、暗号または MAC 設定の違い、あるいはポート転送定義は無視されます。 Reflection ユーザインタフェースを使用して行われるすべての Secure Shell 接続では、接続の再利用が既定で有効になっています。[Reflection Secure Shell の設定] ダイアログボックスの [全般] タブにある [既存の接続がある場合、それを利用する] チェックボックスをオフにして、この機能を無効にできます。 [既存の接続がある場合、それを利用する] をオンにして接続を確立すると、以下のすべての条件に合致する場合、以降の Secure Shell セッションでは確立されている接続を再利用します。
Reflection コマンドラインセッションにおける接続の再利用接続の再利用は、Secure Shell 接続が要求され、クライアントと単一のサーバ間に多数の単純な操作が必要になり、認証と鍵交換の間隔が全接続時間のかなりの部分を占めるようなコマンドライン操作に適しています。これは、複数の小さなファイルの転送、または大量の出力を返さない簡単なオペレーティングシステムコマンドの実行が必要な場合などです。このような場合には、ssh (または ssh2) コマンドラインユーティリティを使用して元の SSH 接続を作成してから、以降のコマンドラインユーティリティ操作で接続を再利用するのが便利な場合があります。 既定では、Reflection Secure Shell client コマンドラインユーティリティ (ssh、scp、sftp、ssh2、scp2、sftp2) の接続の再利用は無効になっています。これらのコマンドユーティリティのいずれかで接続の再利用を有効にするには、以下のいずれかの方法を使用する必要があります。
矛盾する設定が存在する場合、-o スイッチが優先されます。 注意:
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