オートコンプリートでデータを入力する

オートコンプリート機能は、ユーザの入力を記憶し、繰り返し使用される一般的なコマンドを学習して、ユーザがフィールドに入力する際に自動的に候補を表示します。既定では、ユーザの入力は画面位置と合わせて保存され、次にその画面位置に入力するときに候補として表示されます。

注意: オートコンプリート機能は、パスワード入力などの表示されないテキストは記録せず、入力フィールドにも候補を表示しません。

オートコンプリートでデータを入力するには、セッションに関連するいくつかの候補データが保存されている必要があります。候補データを作成するには、ホストフィールドに文字列を入力し、スペースバーまたはホストキー ([Tab]、フィールド移動のキー、AID キーなど) を押します。フィールドに依存しないオートコンプリートを使用する ([オートコンプリートの構成] ダイアログボックスの [すべての画面データから候補を作成する] オプションをオンにする) ように構成していないかぎり、データは入力されたフィールドにのみ関連付けられます。

この機能は、VT セッションでは使用できません。

オートコンプリートでデータを入力するには

  1. ホストフィールドにテキストの入力を開始します。

    ポップアップウィンドウに 1 つ以上の候補が表示されます。表示される候補の数は、オートコンプリートの構成および以前に入力されているデータによって異なります。

  2. 候補が正しい場合、[ENTER] キーを押してデータを入力します。

    または

    複数の候補がある場合、キーボードの上矢印キーと下矢印キーを使って候補リストをスクロールします。

  3. (オプション) アクティブな候補が現在のフィールドに再び表示されないようにするには、[ESC] キーを押します。

    入力の最中、入力中の単語が以前の候補データに一致しなくなるまで、ポップアップウィンドウは開いたままになります。

関連項目

[オートコンプリートの構成] ダイアログボックス

[既定の生産性の構成] ダイアログボックス