SSL/TLS を使用した接続
Secure Socket Layer (SSL) プロトコルと、その後に開発された Transport Layer Security (TLS) プロトコル。公衆通信回線を介して、クライアントとサーバ間で暗号化された安全な接続を確立できます。SSL/TLS を使用した接続では、クライアント側でサーバを認証してから接続を確立し、Reflection とサーバ間でやりとりされる全データが暗号化されます。
注意: SSL/TLS 接続では認証のために電子証明書が使用されます。証明書がどのように発行されたかによって、およびホストがどのように構成されているかによって、SSL/TLS を使用して接続するためにホストや個人の証明書をインストールしなければならないことがあります。
SSL/TLS を使用して安全な端末セッションを構成するには
- クイックアクセスツールバーから [新規ドキュメント] ボタンをクリックします。
- [ドキュメントの新規作成] ダイアログボックスで、セッションテンプレートを選択して [作成] をクリックします。
- [ホスト名か IP アドレス] フィールドに名前またはアドレスを入力します。
注意: 既定では、入力するホスト名はホストの証明書の CommonName フィールドまたは SubjectAltName フィールドに入力されたホスト名と完全に一致している必要があります。[証明書のホスト名と対象ホスト名が一致するかどうかを確認する] の設定は、[PKI の構成] ダイアログボックスから構成します。この設定を最大セキュリティとして選択したままにしてください。
- [ポート] を、ホストが SSL/TLS 接続に使用するポートに設定します。通常は、既定値のポートに変更する必要があります。これについては、ホストシステム管理者に問い合わせてください (AS/400 への接続の場合、通常、SSL/TLS ポートは 992 です)。
- [その他の設定を構成する] を選択して [OK] をクリックします。
- (VT 端末セッションのみ) 接続の種類が [Telnet] (既定) であることを確認します (接続の種類を変更するには、[接続設定の構成] をクリックし、[ネットワーク接続の種類] を [Telnet] に設定して、戻る矢印ボタンをクリックします)。
- [ホスト接続] で [接続セキュリティの設定] をクリックします。
- (3270 および 5250 端末セッションのみ) [セキュリティ] で [セキュリティの設定] をクリックします。
- [セキュリティのプロパティ] ダイアログボックスで [SSL/TLS] タブを選択し、[SSL/TLS セキュリティを使用する] チェックボックスをオンにします。
- (オプション) [暗号化レベル] を使用して、SSL/TLS 接続の暗号化の最小許容レベルを指定します。指定したレベル以外が使用されていると接続に失敗します。[既定] を選択するとすべての暗号化レベルが有効になりますが、Reflection はホストと PC の両方に設定可能な最強の暗号化レベルを、ホストシステムと交渉して選択します。
- (オプション) [PKI の構成] をクリックします。
[PKI の構成] ダイアログボックスを開きます。ここで認証に使用する電子証明書を管理できます。
- [OK] をクリックして開いているダイアログボックスを閉じ、ワークスペースに戻ります。
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